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谷崎先輩は変人である。 どこが変人かというと。 「ねぇ松森ちゃん、小説ネタ欲しくない?」 いろいろネタを思いつくのに、文芸サークルに所属しているのにまったく文章を書かない所。 私が頷くと、どこからかメモ紙を複数枚取り出し...
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初投稿させていただきます。詩を書いてみました。自分のブログからです。 私は今日もあなたを待ち続けるの この星と月が見える丘で いつか見た同じ景色をまたあなたと見るために あなたは教...
夜空には数多もの星が炸裂し、光のシャワーとなって漆黒の闇の中で輝き乱舞していた。 一瞬の瞬きの間だけ、その光に照らされて荒野に生えるぐにゃぐにゃとした枯れ木たちの姿が見えた。 そのとき、ひしゃげた枯れ木と枯れ木の間に一瞬見えたのは、うずくまる巨大な獣の黒い影だった。 >> 続きを読む
きっとこれからさきおれのことをやんなっちゃうのかもな そんなふうに考えてみたら なんだろうか そうだろうか ひとつ、ふたつ、みっつ、よっつ、 タイトにつないできた音もほんのすこしの危惧も やっかいなできこととそれに付随するびらび...
床一面に散らばったガラスの上に頭蓋骨が置かれていた。 頭蓋骨にはマジックで印が付けられている。 深い層から発掘された大昔の人間の頭蓋骨のようで茶色く変色し、頭蓋に大きな穴が空いている。 落石などの事故か、弓矢や槍で殺害されて亡くなったのだろうか。...