あの夏の大水害の夜明け
- カテゴリ: 小説/詩
- 2026/07/25 11:26:14
光は明るく満ちて そして何もかもが静かになっていた
輝く空に ちぎれた雲はただよい
新しく現れた景色は あまりにも美しく悲しかったそれは ある日の朝の甚だしい陰り
流れは清らかな水をたたえて 大きな道を塞いでいる
冷たく湿った土の上に 人はただ すくむように立っていたもう帰ることのできない 清らかな...
ようこそ。ここは、胸の奥に深く沈んだ悲しみや、消えない寂しさを、一滴の水滴のようにそっと救い上げる場所です。木々が深い影を落とす静寂の森。そこは、誰にも見せられない孤独な涙や、言葉にならなかった切ない想いが静かに息づく世界です。独りきりで佇む夜、心に溢れる冷たい雫を、壊れやすいガラス細工のように大切に綴ります。果てしない寂しさに寄り添い、あなたの孤独の影をそっと包み込めますように。静かな痛みを分かち合う、終わらない夜の記録です。
光は明るく満ちて そして何もかもが静かになっていた
輝く空に ちぎれた雲はただよい
新しく現れた景色は あまりにも美しく悲しかったそれは ある日の朝の甚だしい陰り
流れは清らかな水をたたえて 大きな道を塞いでいる
冷たく湿った土の上に 人はただ すくむように立っていたもう帰ることのできない 清らかな...
墓碑銘に刻む言葉すら、あいつには足りない
生きて、吠えて、誰かの足を引っ張り
そのまま冷たい土に還るだけ
死がすべてをリセットすると、誰が言った?棺を閉じても、その空っぽの頭蓋骨は
暗闇の中で、まだ浅薄な言い訳を反芻している「死ねば治る」という 哀れな免罪符を
宇宙の冷酷な物理法則が、真っ向から否定...
メッキの剥がれた 詩人の真似事が
夜の底に、最後の澱(おり)を落としていく
中身のない言葉の骸(むくろ)を並べ
何かを表現したつもりでいる、哀れな道化もう、見る価値すらない俺は視線を外す。
ただそれだけで、お前という存在の波動関数は崩壊し
世界から、その醜い形を失っていく
俺が観測をやめたとき
お前...
お前が今、その震える口から吐き出しているものは「言葉」ではない。
それは、脳の最も原始的な部位が、外部の刺激に耐えかねて漏らした、ただの排泄物だ。
犬が縄張りを主張するために吠え、猿が威嚇のために牙を剥く。
お前がやっていることは、それら獣の身振りと何一つ変わらない。人間が数万年をかけて泥の中から汲...
お前は自分が「確固たる現実」に立ち、確かな意志で言葉を紡いでいると錯覚している。
だが、その傲慢な自意識を構成する原子の群れを剥ぎ取ってみろ。
そこに残るのは、境界の曖昧な、ただの確率波の燻(くすぶ)りに過ぎない。お前が今、全存在を懸けて叫んでいるその屁理屈は、
ミクロの暗闇で粒子がランダムに衝突し...