砂の砦、あるいは失われた歌へのソナチネ
- カテゴリ: 日記
- 2026/07/07 05:19:51
II. 白い砂のうえの個影岬のまわりを いくつかの雲がすぎてゆき
青空は あまりにも透明で つめたい
ここに残された たったひとつの個影(シルエット)は
だれの心にもふれることのない 一本の樹に似ている海よ おまえはなぜそれほどまでに優しく
くりかえし くりかえし 白い泡を寄せるのか
なにもかもを ...
ようこそ。ここは、胸の奥に深く沈んだ悲しみや、消えない寂しさを、一滴の水滴のようにそっと救い上げる場所です。木々が深い影を落とす静寂の森。そこは、誰にも見せられない孤独な涙や、言葉にならなかった切ない想いが静かに息づく世界です。独りきりで佇む夜、心に溢れる冷たい雫を、壊れやすいガラス細工のように大切に綴ります。果てしない寂しさに寄り添い、あなたの孤独の影をそっと包み込めますように。静かな痛みを分かち合う、終わらない夜の記録です。
II. 白い砂のうえの個影岬のまわりを いくつかの雲がすぎてゆき
青空は あまりにも透明で つめたい
ここに残された たったひとつの個影(シルエット)は
だれの心にもふれることのない 一本の樹に似ている海よ おまえはなぜそれほどまでに優しく
くりかえし くりかえし 白い泡を寄せるのか
なにもかもを ...
「俺、裏表ないからさ」
ああ、またその壊れたレコードが鳴っている。
私たちはもう、不快に思うことすら忘れてしまった。裏表がない、というのは本当だ。
めくるべき裏ページが存在しない、
ただの薄っぺらな一枚の紙きれ。
文字を覚える知性も、他者を慮る教養も、
その平らな脳みそには、ついに1ミリも載ることは...
脳髄のない理由を
「実践派だから」と誇らしげに語る
彼らの世界の天井は低く
そして、どこまでも狭い知らないことは、存在しないこと
理解できないことは、すべて「理屈っぽい」
その思考のショートカットは実に見事で
どんなに複雑な社会の仕組みも
たった一言の「陰謀」や「利権」で片付けてしまう深く考えること...
「私、裏表ないからさ」
その免罪符を水戸黄門の印籠のように掲げ
貴殿は今日も、浅い思考の泥靴で
他人の心に踏み込んでいく裏表がないのではない
裏側を育てるだけの知性がないのだ
思考の引き出しが一段しかないから
思いついた愚かな言葉が
そのまま口からダイレクトにこぼれ落ちる「はっきり言ってあげるのが優...
「俺、裏表ないからさ」
会議室に響く、いつもの傲慢な前置き。
それに続くのは、データも根拠もない
ただの「思いつき」という名のノイズだ。「要するに、これって意味なくない?」
何ヶ月もかけて築いたプロジェクトを
たった一言、浅薄な直感で全否定する。
複雑な背景を読み解く教養もなければ、
他人の努力を想...