Nicotto Town ニコッとタウン

スマホ版あります♪



聖女の鉄槌

液晶画面を教壇に変え、
お前は今日も、汚れなき聖女の面で他人を裁く。
「これが正しさです」「これが愛です」と、
お前が振り回すその言葉は、ただの歪んだ自己満足だ。お前の言う正義の裏には、硝煙の匂いすらない。
安全圏の温室から、三流文章の引き金を弾くだけ。他人の落ち度をハイエナのように嗅ぎ回り、
「正...

>> 続きを読む


★偽りのハーブティー

画面(スクリーン)の向こう側で、
お前は今日も、丁寧な暮らしという名の戦場に立つ。
無添加のジャム、リネンのカーテン、木漏れ日のテラス。
並べ立てられた幸福の記号が、ひどく鼻につく。「私、何も気にしていません」という顔をしながら、
その実、他人の視線を1ミリ単位で値踏みしている。
匂い立つような生活...

>> 続きを読む


5月の幻影

カレンダーはまだ5月を指している。
しかし、アスファルトが吐き出す熱気は、
すでに手遅れな夏の到来を告げていた。フレンチ・ローストの苦い風が、
ネクタイを緩めた首筋を執拗に撫でまわす。
季節の変わり目という奴は、
いつも予告なしに、泥棒のようにやってくる。氷の溶けかけたグラスの向こう、
陽炎のなかに...

>> 続きを読む


渇いた檻

5月だというのに、風は砂を孕んでいた。
アスファルトは焼きついて、
歩くたびに、靴底が悲鳴をあげる。
ここには、潤いなど最初から存在しない。太陽は天の真ん中で、
逃げ場を失った俺を冷酷に見下ろしている。
世界全体が、巨大な砂漠のようだ。
通りを行き交う群衆の影さえも、
熱波に焼かれて、ただの蜃気楼に...

>> 続きを読む


硝煙の告発

他人の血で洗ったコインは、さぞ美味いだろう。凄惨な事故、引き裂かれた事件、泥まみれの犯罪。
お前たちはその遺体の山に真っ先に駆けつけ、手際よく「ネタ」として解体する。
そして「社会の害悪だ」「天罰が下った」と、大上段から安物の正義をディスプレイに書き殴る。笑わせるな。
お前たちがやっているのは、報道...

>> 続きを読む





Copyright © 2026 SMILE-LAB Co., Ltd. All Rights Reserved.