静かなる境界
- カテゴリ:小説/詩
- 2026/08/22 12:53:13
期待という重荷を、いつの間にか道端に置いてきた
交わされる言葉も、移ろいゆく季節も、
そして、水面に映る自分自身の影でさえも。
交わされる言葉も、移ろいゆく季節も、
そして、水面に映る自分自身の影でさえも。
信じるほどに心は揺れ
頼るほどに足元は覚束なくなる
この街の夜は、冷徹な静寂に包まれた迷宮だ。
頼るほどに足元は覚束なくなる
この街の夜は、冷徹な静寂に包まれた迷宮だ。
胸の奥に灯るのは
情熱でも、ましてや感傷でもない
ただ、凍てついた時間を刻み続けるための鼓動。
情熱でも、ましてや感傷でもない
ただ、凍てついた時間を刻み続けるための鼓動。
群れを離れ、誰にも阿ることなく。
すべてを疑い、削ぎ落としたその先にだけ、
決して揺らぐことのない、絶対の個がある。
すべてを疑い、削ぎ落としたその先にだけ、
決して揺らぐことのない、絶対の個がある。
都会の灯が、遠く闇に溶けて消える。
何も持たない者は、何一つ失うものがない。
ただ一筋の、確かな意志の光として、
この荒野を歩んでいくだけだ。
何も持たない者は、何一つ失うものがない。
ただ一筋の、確かな意志の光として、
この荒野を歩んでいくだけだ。



























