Nicotto Town ニコッとタウン

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変わらない血


旗の色は変わり、玉座は粉砕された。
街の呼び名が変わり、新しい神が壇上に立った。
だが、この指先を流れる血の、
なんと変わらぬ暗さと、その鉄の匂いよ。
祖父はツァーリの命(めい)でシベリアの雪を血に染め、
父は革命の due(正義)の名の下に同胞の胸を撃ち抜いた。
そして今、私は新しい正義の軍服を着て、
やはり誰かの絶叫を、夜の闇に葬っている。
ああ、私たちは進歩したと知識人は歌う。
だが、泥にまみれたこの大地に、
どれほど新しい言葉を注ぎ込もうとも、
吸い上げられるのは、いつも変わらぬ怨嗟の涙だけだ。
人間の魂は、かくも頑迷で、かくも救いがたい。
どれほど崇高な理想のドレスをまとわせても、
ひとたび肌を切り裂けば、
そこに現れるのは、アベルを殺したカインの血だ。
ネヴァ川は今日も、変わらぬ重さで流れていく。
どれほどの命がその底に沈もうとも、
私たちはただ、自らの血に刻まれた「原罪」の円環を、
永久(とわ)に、狂おしく回り続けるだけなのだ。

#日記広場:小説/詩




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