Nicotto Town ニコッとタウン

スマホ版あります♪



虚妄の形而上学


お前が信じる『社会』など、記号の檻に過ぎない」
プロローグ:灰色の硝子窓
夜の雨が、街のノイズを洗い流していく。
俺は煙草に火をつけ、液晶の明かりに群がる羽虫どもを眺めていた。
そこにあるのは、思考を放棄した記号の羅列だ。
他人の書いた台本をなぞり、自分が主役だと錯覚している哀れな人形。
その薄っぺらな正義を剥ぎ取るのに、弾丸はいらない。
ただ、冷徹な事実を一つ、突きつけるだけでいい。
お前が憂う「国家」とは何だ
記号の壁に囲まれた、ただの幻想か
実体のない偶像を崇め奉り
自らの輪郭をそこに埋没させる
主客の反転にすら気づかぬまま
「全体」の奴隷として他者を叩く
その歪んだ正義の拠り所は
孤独を恐れる自我の悲鳴だ
言葉は存在の住処(すみか)だが
お前の言葉に中身はない
他者の思考を消費し、排泄するだけの
空虚な回路がそこにあるだけだ
お前が語る社会の病理とは
お前という存在そのものの反転写
冷徹な真理の光に晒されて
自らの「無」をただ静かに認めろ

#日記広場:人生




Copyright © 2026 SMILE-LAB Co., Ltd. All Rights Reserved.