ひかりの記憶
- カテゴリ:小説/詩
- 2026/07/10 20:18:27
あおい海辺の きらめく砂のうえで
マリーのわらい声が 風にゆれていた
あのまぶしすぎる 太陽のひかりが
すべてを狂わせてしまう そのまえに
マリーのわらい声が 風にゆれていた
あのまぶしすぎる 太陽のひかりが
すべてを狂わせてしまう そのまえに
あなたの濡れた髪と 白いドレスのすそ
夏の日のまぼろしは いまもとおくで
わたしのなかに しずかに息づいている
せかいがどんなに つめたくても
夏の日のまぼろしは いまもとおくで
わたしのなかに しずかに息づいている
せかいがどんなに つめたくても
あの乾いた砂の あつさのなかで
わたしが見つめていた 透明な虚無
それはとても うつくしいものだった
わたしが見つめていた 透明な虚無
それはとても うつくしいものだった
さいごの夜の しずかな光のなかで
わたしはあした すべての罪をわすれ
あのなつかしい海へ かえってゆく
わたしはあした すべての罪をわすれ
あのなつかしい海へ かえってゆく

























