ひかりの記憶
- カテゴリ:小説/詩
- 2026/07/10 20:18:27
あおい海辺の きらめく砂のうえで
マリーのわらい声が 風にゆれていた
あのまぶしすぎる 太陽のひかりが
すべてを狂わせてしまう そのまえに
マリーのわらい声が 風にゆれていた
あのまぶしすぎる 太陽のひかりが
すべてを狂わせてしまう そのまえに
あなたの濡れた髪と 白いドレスのすそ
夏の日のまぼろしは いまもとおくで
わたしのなかに しずかに息づいている
せかいがどんなに つめたくても
夏の日のまぼろしは いまもとおくで
わたしのなかに しずかに息づいている
せかいがどんなに つめたくても
あの乾いた砂の あつさのなかで
わたしが見つめていた 透明な虚無
それはとても うつくしいものだった
わたしが見つめていた 透明な虚無
それはとても うつくしいものだった
さいごの夜の しずかな光のなかで
わたしはあした すべての罪をわすれ
あのなつかしい海へ かえってゆく
わたしはあした すべての罪をわすれ
あのなつかしい海へ かえってゆく

























だれも知らない草の葉のそのかそけき囁きのひびく処でぼくらはそっと息をひそめてゐた夕闇がひそやかに降りて来るのを
遠い街のざわめきをよそに青いほのほのやうな闇のなかきみの横顔はかすかに匂ひぼくの心はちひさく震へてゐた
そのとき 静かな水のおもてにひとつのひかりが零(こぼ)れ落ちたそれは音のない遠い花火のかなしい追憶のはじまりのやうに
あかいひかりが あをいひかりが水面(みなも)を滑るやうにひろがっては
またたくまに闇へと還ってゆくまるで僕たちのわづかな季節のやうに
きみは何も言はずにただ見つめてゐたひらかれては消えゆくその花の影を
ぼくの手のひらにのこるぬくもりはいつか失はれるものたちの冷たさをおぼえて
さやさやと鳴る夜の風のなかぼくらはここで何を待ってゐるのだらう
過ぎ去った日の あの一瞬のきらめきを
もうすべては夜の底へと沈み暗い河の水だけが ただ流れてゆく
ぼくらの秘密の場所にはただ草の青い匂いだけがのこされて
いつかぼくがこの場所を忘れてもきみがそのまたたきを忘れても
夏の夜の あの短いまたたきはだれに告げることもなく そこにありつづける
さようなら ぼくのやさしい面影よ河もに消えた あのあざやかな幻よ
みきさんコメントありがとうございました。
もう、早くも夏バテ気味です。今朝も暑さでなんと4時半に目が覚めてしまいました。
今シーズン初、朝からエアコンで冷房入れてます。
梅雨明けしましたね。
と思ったら、今日は曇り。
梅雨明けしたとたん、曇り空が続く天気予報です。
まぁ、日焼けしないのでありがたいのですけれど。
とはいえ曇りでも、気温は高いです。
(↑)なんとなく、ですけれど、夏目漱石の「夢十夜」の第1夜を思い出しました。
現実と幻想の狭間。
そういえば、別ジャンルですけれど、「幻想」と名の付く曲って多いです。
ベートーヴェンの「幻想曲風ソナタ」。今ではよく「月光」と呼ばれている曲。
シューベルトのピアノソナタ「幻想」、「さすらい人幻想曲」。
ベルリオーズの「幻想交響曲」。
ショパンの「幻想即興曲」、「幻想ポロネーズ」。
チャイコフスキーの交響曲第1番「冬の日の幻想」。
などなど。
「幻想」って、何か創作意欲を掻き立てる「何か」があるのでしょうか?
さて、一昨日、金曜日の帰り、電車激混みでした。
なんで?、と思ったら、鎌倉で花火大会だったみたいです。
あんな満員電車に乗ったのは久しぶりだったように思います。
しかも、マスクしてる人がほとんどいない・・・。
なんだか変に懐かしさを憶えました。(^^;)
以前はこれが普通の日常光景だったのよね。
で、鎌倉過ぎたらガラガラになるという・・・。
ルンルン♪、の人達を横目に、疲れた体を引きずって帰ってまいりました。
ど~せ一人ですし、昨日の土曜日もお仕事でしたし。(←妬みともいいます。)
来週の日曜日は日直になります。
訪問、お休みすると思います。
ご心配なさらないでくださいね。
それでは今週も、よろしくお願いいたします。m(_ _)m