微かな個人の矜持
- カテゴリ:日記
- 2026/05/05 13:09:27
薄汚れた街の灯が、
雨に濡れたアスファルトに溶けていく。
タバコの煙とウイスキーの匂い。
それが俺の、この薄っぺらい現実だ。
雨に濡れたアスファルトに溶けていく。
タバコの煙とウイスキーの匂い。
それが俺の、この薄っぺらい現実だ。
逃げるのも、信じるのも勝手だが、
神はとっくに定時で帰た。
十字架を背負ったところで、
肩が凝るだけだ。
聖書(バイブル)の紙は、
半紙にもならない。
神はとっくに定時で帰た。
十字架を背負ったところで、
肩が凝るだけだ。
聖書(バイブル)の紙は、
半紙にもならない。
「救われる」?
笑わせるな。
この乾いた心に、甘い祈りは染み込まない。
死ぬときは独り。
誰の手も借りない。
笑わせるな。
この乾いた心に、甘い祈りは染み込まない。
死ぬときは独り。
誰の手も借りない。
紫煙を吐き出し、コートの襟を立てる。
冷たい雨が、俺の顔を撃つ。
それだけで、いい_
冷たい雨が、俺の顔を撃つ。
それだけで、いい_
紫煙と砂塵が、慈悲も理屈も塗りつぶす。
ここでは仏もキリストも、瓦礫の下で黙り込んだままだ。
ここでは仏もキリストも、瓦礫の下で黙り込んだままだ。
「救い」だと?
飛んでくる事件に、宗派の区別なんてありはしない。
祈りを捧げる暇があるなら、泥水を啜ってでも生き延びろ。
神の加護を待つより、錆びたナイフの切れ味を信じる方が、
よっぽど明日に近い。
飛んでくる事件に、宗派の区別なんてありはしない。
祈りを捧げる暇があるなら、泥水を啜ってでも生き延びろ。
神の加護を待つより、錆びたナイフの切れ味を信じる方が、
よっぽど明日に近い。
聖典を破いて傷口を塞ぎ、
数珠を千切って弾丸の代わりにする。
天国も地獄もありはしない。
あるのは、冷たくなっていく肉塊と、
それを眺める空っぽの空だけだ。
数珠を千切って弾丸の代わりにする。
天国も地獄もありはしない。
あるのは、冷たくなっていく肉塊と、
それを眺める空っぽの空だけだ。
「神は見ておられる」だと?
ああ、見てるだろうさ。特等席で、この喜劇をな。
逃げるのも、信じるのも勝手だが、
鉄の味がするこの風の中で、
独りで立ち尽くす
ああ、見てるだろうさ。特等席で、この喜劇をな。
逃げるのも、信じるのも勝手だが、
鉄の味がするこの風の中で、
独りで立ち尽くす
膝をつくのは、祈るためじゃない。
次の一歩を踏み出すためだ_
次の一歩を踏み出すためだ_

























