鉄錆の街、孤高の旋律
- カテゴリ:日記
- 2026/04/25 21:12:21
フェンスの向こう側は
見慣れた星条旗がはためく異国
オイルの匂いと
湿った海風が混ざり合うこの街で
俺はウィスキーの瓶を傾ける
見慣れた星条旗がはためく異国
オイルの匂いと
湿った海風が混ざり合うこの街で
俺はウィスキーの瓶を傾ける
夜の静寂を切り裂くのは
誰かが置き去りにしたジュークボックス
流れるのは「レフト・アローン」
あの泣き濡れたアルト・サックスが
行き場のない孤独を代弁する
誰かが置き去りにしたジュークボックス
流れるのは「レフト・アローン」
あの泣き濡れたアルト・サックスが
行き場のない孤独を代弁する
「一人にさせてくれ」
その言葉の裏側にある
縋り付くような寂しさを
米兵たちが吐き出す煙草の煙が
白く塗りつぶしていく
その言葉の裏側にある
縋り付くような寂しさを
米兵たちが吐き出す煙草の煙が
白く塗りつぶしていく
ネオンサインが水たまりに溶け
真鍮の音が胸の奥を抉る
ここは、持たざる者が
唯一、自分を許せる掃き溜め
真鍮の音が胸の奥を抉る
ここは、持たざる者が
唯一、自分を許せる掃き溜め
一曲が終われば
また冷たいコンクリートの感触を
確かめながら歩き出すだけだ
また冷たいコンクリートの感触を
確かめながら歩き出すだけだ
さらば、孤独。
夜明けまで、まだ時間はたっぷりある。
夜明けまで、まだ時間はたっぷりある。



























