Nicotto Town ニコッとタウン

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矜持の影

鏡の中の自分と、言葉を交わす必要はない。
男の価値は、何を語ったかではなく
何を語らずに耐えたかで決まる。
雨に濡れたコートは重いが、
魂まで湿らせるつもりはない。
マディの声が響く酒場で、
安物のバーボンを喉に流し込む。 
女は美しく、そして残酷だ。
それを知った上で、なお傘を差し出すのが
この街で生きるための作法。 
誰に褒められるためでもない。
ただ、夜明けに鏡を覗いたとき、
自分にだけは、頷ける男でありたい。 

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