ジョン コルトレーン/バラード
- 2010/06/12 11:32:53
投稿者：bono
JOHN COLTRANE/BALLADS
8曲の中でどれかは聴いた事があると思います。
TVのBGMなどに流れる事も多々。
ちょっとオトナの喫茶店でも。
コルトレーンが貧しさのどん底で
このLPを完成した逸話は有名です。
甘く、センチメンタルにSEXYに・・・
最高のバラードだと思います。
でも・・・・
よーく聴くとコルトレーンの
ジャズ魂は至る所に散在しています。
マッコイ タイナー McCoy Tyner
ジミー ギャリソン Jimmy Garrison
エルビン ジョーンズ Elvin Jonesの
各メンバーにおいても同様。
JAZZ界の最強のカルテットです。
ALL OR NOTHING AT ALLの
エルビンのドラムはいつまで続いたのだろうか？
いつも考えてしまいます・・・
（JAZZ RECORD C）
- コメント（3）
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コルトレーンのアルバムの投票では
両者ベスト3は確実かも。
コンセプト、完成度ともに凄いと思う。
「ジャイアント ステップ」は動。
「バラード」は静。
「クレセント」が中間なのかもね。
コルトレーン、マイルスはJAZZの神。
そして、タブーなのかも。
神がかり＝フリーなのかな？
「至上の愛」はコンセプトが
先行した気がします。
「クルセママ」「アフリカブラス」は
黒人のルーツ（アフリカの自然、血、息吹）を
感じました。
実は、自分がコルトレーンのアルバムの中で一番好きなのは、このアルバムなんです。
自分も、あんまり詳しい話は知らないんですが、サックスのマウスピースの調子が悪くて？
ちょっとリラックスムードのアルバムを作ろう？とかという発想で録音したとか。。。
（間違ってたらごめんなさい）
どうも自分は、コルトレーンのいわゆる 精神性とか、そういのが性に合わなくて、、、
（ここだけの話なんですが、、、ＪＡＺＺサークルでは、言えない話なんで ）
そんななかで、このアルバムとジャイアントステップの2枚だけは、好きで良く聴いています。
このアルバムは、実に丁寧に一音一音を大事に音を出して、バラードを唄うように吹いていますね。
対するジャイアント、、、の方は、複雑でトリッキーなアドリブを駆使した演奏で、非常に聴き応えがあります。
自分のＪＡＺＺの聴き方って、そんな基準で聴いていますが、コルトレーンの神がかりな演奏（至上の愛）とかは、
未だに本当の良さがわかりません。
コルトレーン信者の皆さんごめんなさい、、
暗い酒場で一人静かに手の中のお酒を温めている絵が浮かんでしまった。
哀しい訳ではないけど、なんだか心に風が吹いていきました。
リアルではこれから夏なのに。