みんなの読書録(2)
- 2010/02/08 20:52:30
投稿者:ながつき
「みんなの読書録」が100コメになりましたので、「みんなの読書録(2)」をつくりました。
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最近なに読んだか(見たか)教えてください♪
これおすすめだよ!とか
地雷報告とかしていただけるとうれしいです。
ジャンルはSFにこだわらず、
本・マンガじゃなくても映画やテレビ番組なんかもありの
その辺はゆるゆるな感じでよろしくw
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「ソラリスの海」という未知の生命体とコンタクトをとろうとする人間の試み。
タルコフスキーの映画(やソダーバーグの映画)とは全く違うものだなぁと驚きました。
ソラリス学はル・シャトリエの原理をはじめ、科学をふんだんに取り入れた読み応えのある内容でした。
ソラリス学の発展と衰退の過程は特に興味深かったです。
主人公が最後に抱いた「期待」とはなんだったのか、作者はなぜこのような物語を書いたのか。
巻末には沼野さんによる解説や作者の過去のインタビューなどがあり、それらも参考になります。
しかし、結局、特定の答えを得られないというのが、この小説の魅力なのかもしれないと思いました。
中学生の頃、父から借りて読んで感銘を受けた本です。最近復刊されたようで本屋さんで見かけて購入しました。
自然発生が科学的と考えられていた1800年代、厳密な実験を行い、それらを完全に否定したパスツール。今読んでも大変面白い本でした。
こうした書籍は在庫が無くなると廃刊になる可能性があります。興味のある方は今のうちです。
人類のほとんどが滅びた近未来のおはなしで、人類が生き残った南半球の島で「アカデミー」への入学を目指す少女と試験官との会話でストーリーが展開されます。最後までノンストップで読めますが、タイトルは原題の通り、Genesis(創世記 )のほうがよかったような気がします。
人工知能の話題が抱負。
悪魔がたくさん出てきて、すごい気持ち悪ーいとか思ったりするけど、
なんか印象に残って、次の読みたい!!
って感じになりますwwwみなさんも読んでみてくださ~い!
「沈黙のフライバイ」に続いて、短編集2冊読了です。
ケリー・リンク「スペシャリストの帽子」
不思議ちゃんワールドでわけわからないところもあるのですが、ものすごく好みです。
菅 浩江「永遠の森 博物館惑星」
いかにも自分の好みそうだと思って読み始めたけれど、そうではなくて・・・
不思議ちゃんと数話ずつ平行読みしたのは、マズかったかもしれません。
あ、↓で大森望氏の名前を誤変換しています。すいません~><
アマゾン・レビューの評価も高いし、大盛氏「ゼロ年代SF100」だけど、
アイディアやハード的なリアリティはすごいと思っても、それほどは面白く感じなくて、
私とは少しソリが合わないみたいです。
小柴 昌俊「ニュートリノ天体物理学入門 」
”高校で物理を取った人なら問題なく理解できることを願って”わかりやすく書かれた入門書
ということですが、わからないものはわかりません><でも、けっこう楽しく読了です。
SFではなくミステリですが、理系の大学が舞台なので理屈好きにはおすすめ。
「すべてがFになる」から「幻惑の死と使途」まで読みました。
あっさりとした読後感がいい。いい意味で予想を裏切ってくれます。
ごたごたしていて読みにくかったですが、パワーを感じます。
自分の死を意識していたのだろうと思います。
遺伝子特許の問題がメインテーマです。
上橋菜穂子さんの「精霊の守り人」と「獣の奏者」がオススメですwwwっていっても、有名なのはその二冊くらいなんですけど^^;
アニメとかにもなっているので(放送は終了したけど…)ホームページとか、見に行ってみてくださいww
キングの「ドリーム・キャッチャー」読了です。↑の映画より、よほどSFです。
本質的にSFではありませんが。地球人VSエイリアン(菌類)
面白かったです。「サロゲート」よりSF的なテーマ性を感じます。
でも、あまりたいしたことなかったラスボス倒してハッピーエンド、ですけどー。
ソウヤ―の「さよならダイノサウルス」先日読了しました。
時間もの比較だと「フラッシュフォワード」より、こちらの方が面白かったです。
シリーズ初なのですが楽しく読めました。
自我の伝播を目論む敵役のあり方が何となく『パラサイト・イヴ』を彷彿とさせましたね。
キース・ローマー「銀河のさすらい人」 既読のつもりだったけど、未読だったかも(笑)
E.E.スミス「火星航路SOS」 ヒロインの微分嫌いにウケました。
読後間もない所為かも知れませんが、フラッシュバックが酷いです。
魚を焼いてるだけで、思い出したり考えたりして仕舞う。。
体長2cmの真っ赤な悪魔のアザゼル、かなり気に入ってしまいました♪
巻を追うごとにどんどんハチャメチャになっていっている何でもありさ加減と、
風呂敷ひっくり返したような幕切れが楽しいです。また、宇宙人だし。
なんと地球は、数百万年前から争っているトカゲ族と巨大うなぎ族の戦場でした(笑)
「マルドゥック・スクランブル」のような軽快な感じはなく、タブー満載の上に残酷な描写が多いので、そういうのダメな人にはお勧めしません。
こんな物語を延々と書いてて、精神的に大丈夫か?って思ってたら、あとがきを読んでこれまた納得。
個人的には、一度読んだらもう二度と読みたくないお話でした。
ぼちぼち楽しみながら読んでいきます。
「バイティング・ザ・サン(Don't Bite the Sun)」(76-77年作のディストピア?もの)は、
栗本薫女史の「レダ」を思い出しました。ぜんぜん違うんですけどね。
小休止に、スティーヴン・L・ケント「共和国の戦士」を読了。
読みやすくて面白いエンタメ(ミリタリー)SFだったんですが、
登場人物と世界観の紹介が終わってこれからなのに、続きはまだ邦訳されいなくて、がーん。
倉田タカシ「紙片50」・・・中でも「肉」と「機械」の掛け合いにハマりました。機械がファンキーすぎ!
他にもいくつか良いのがあったので、そのうちその著者の作品を探してみようと思います。
琉球の地殻変動をどう回避するか?海洋科学の知識に裏付けられたSF小説ですが、SFマガジンのインタビューで著者が「小松さんよりは半村良さんに興味がある」と語っていることからわかるように伝奇小説を意識していると思われる内容も。伝奇小説が嫌いな方にはお薦めしませんが・・・
読了しました。
「ディアスポラ」はハードSFらしく、堅いです。
エッ(>_<)、ハードはそういう意味じゃないって?
でも、ワームホール等のいろんな説明をしてもらっても
・・・全然、理解できません。
でもね、最後は本当に感動です。
あの堅さがあったから、この感動なのか、
それとも、スケールの大きさに感動するのか・・・。
「TAP」は短編で読みやすいです。
各々の短編になっているアイデアは読んでいておもしろいです。
でも、アイディアが先行しすぎて、ストーリーとしては、
あんまり練り込まれていないのではと思いました。
ロボットの悲哀の描写が切なく悲しかったです。
ところで13桁以前のISBNは、11進法を使用していましたね。10桁目の数字の計算は、
ChkDigit = SumDigit mod 11
たとえば、ISBN4-15-208071-XのXがチェックデジットで、0~9とXを使ってました。
ハヤカワNVにされちゃう感じが、なるほどなドイツSFでした。
かっこ悪いタイトル(原題そのまま)も、最後まで読むと、これでいーやという感じになります。
デジャヴはあるんですが、昔読んでいるのになんだか初めて読んでいるような感じがしました。
古本屋でハヤカワの新装版を見つけて、持っていなかったので喜んで連れてきたけれど、
めちゃくちゃな解説?が付いてるので、いつか旧版を買いなおそうと思っています。
合本版・火星シリーズ<第1集>は、読んだ形跡のなさそうな古本を半額で購入しました。
映画「アバター」にインスピレーションを与えたと宣伝してもらったおかげかも。
新刊が出るたびに、夢中で読みました。
バルスームか、バスルームか、なつかしい冗談です。^^
ターザンの作者なんですね。
レンズマンのシリーズも、面白かったですね。^^
古本なら、今ならここで4冊セットで買えるようです。
http://bit.ly/8X4VA0
「輝く断片」シオドア・スタージョン作
です。
短編集なので、中にはSFとは呼べない作品も入っていますけど、
奇妙な味というか、何と言うか独特の味わいがありました。
好き嫌いがはっきり分かれそうな感じ・・。
火星シリーズはなかなか良くできてますよ、初めて読んだのは中学の頃でしたが、表紙のイラストに魅かれて買いました^^;
今でもスぺオペの頂点だと思ってます。
あとがきを読んでいろいろ納得・・・
想像していたより、今読んでもかなり面白かったです。
同じく子供時代に読んだ「キャプテン・フューチャー」の再読よりも、面白く感じました。
はりねずみさん、エリザベス・ヘイドンの「THE SYMPHONY OF AGES」少し長い三部作ですが、
「プロフェシイ 大地の子」「デスティニイ 大空の子」までぜひ♪
エリザベス・ヘイドンの『ラプソディ血脈の子』を読みました。
地下にもぐりこみ地殻のそばを通って地球の反対側?に出てきて
時間の影響も受けなくなっている変テコな内容にやられちゃいました。
作者がアン・マキャフリから影響を受けているとのことで好感を
もっています。歌の持つ力というのは神秘的でいいなぁ。
SFではないけれど、彼女の作品独特の読後の充足感がよい。
かなり完成度の高いミステリー。「模倣犯」のサイドストーリー的な要素もある。
とはいえ、一見、荒唐無稽なトンデモ小説かと思いきや、そこはちゃんと怪獣が存在しなければならない背景があって、怪獣に向き合う人たちもいるという、ちゃんとしたSFになっていたのはさすが。
小松左京「日本沈没」(1973刊)と、小松左京&谷甲州「日本沈没 第二部」(2006刊)です。
登場人物もストーリーも、前者から後者へ連続しているので、通して読むと面白いです。
前者は2回ほど映画化されたけど、2006年に作られた映画は、
内容が原作とは、ずいぶんと違っているので、ぜひ原作を読むことをお勧めします。
ただ友人に勧めたところ、
「地学用語が満載で、ついて行けない。途中で読むの止めた。」
と言っていましたけど・・(笑)
SF色はないけど見事な改変歴史SFマイケル・シェイボン「ユダヤ警官同盟」読了です。
続けて読んだのは偶然なんですが、面白い組み合わせでした。
やっぱいいです、あの世界観。
次は、「マルドゥック・スクランブル」いきます。
それぞれの短編のレベルも(当然)高いですが、編纂うまいですねー。
カバー表紙が好みだったら勢いで20世紀SFシリーズ全6巻の残り5冊大人買いしていたかも。
気長に古本屋での出会いを待ちます。
続いて1950年代スペオペ、ポール・アンダースンの「地球帝国秘密諜報員」読了です。
楽しかったです♪
渋川春海(江戸前期の天文学者・暦学者)と関孝和(和算関流の開祖)の二人を核に、宣明暦を新暦に改暦するまでのプロジェクトの物語。決して固いばかりの内容でなく2010年本屋大賞受賞も納得。渋川夫妻みたいな夫婦像は理想かも。
むかーーーし、サンリオ文庫を何冊か読んだよね、と古本屋で拾ってきました。
翻訳はちょっとアレですが、棍棒もった主人公の表紙が懐かしく思い出されて、
妙に盛り上った気分で読了です。
「ペイチェック」といっしょに古本屋で購入しました。こちらは525円。
ドラマの日本放送決定合わせの新装版トールサイズ。早川のトールサイズ、嫌いです。
>のめさん 講習会で読んでいました。座ってるだけのやつなので…。ごにょごにょ。
マイケル・クライトン系のサスペンスで、かなりひねった「未来予知」です。
謝辞にでてくる人がの多いのには、ちょっとびっくり。
>ながつきさん
講習会で読んでいたんですか???
ロボットの心―――7つの哲学物語
柴田正良(しばた まさよし)
を読みました。
チューリングテストやフレーム問題といった技術的な問題を交えながら、精神構造を哲学的に分析するアプローチは、リアル版我はロボットといった感じのテイストでした。
映画化合わせの再編・再録は、活字は大きくて読みにくいし、なんかびみょーなセレクトだけど、
不真面目なディック読者なので、未読やすっかり忘れている作品もあって、
有意義な講習会になりました。
短編4編からなる本作の「老ヴォール」と「箱庭」はSFMの誌面読んだのですが、改めて読み直しても新鮮な感じがありましたw
むか~し、書店で平積みしてあったときは、表紙が怖くて買えなかったのです。もう新刊はどこにも売ってなくて、古本で購入しました。
わかりやすいディック節で、内容は裏切らないけど、やっぱり初期作品の匂いはしますね。
「虚空の眼」より「ユービック」の方が、同じ感じの作品としては、完成?されてる気がしないでもないですが、多感な時期に読んだので、「ユービック」の方が評価が高くなるのかもしれません。
あと、レズニックの「スターシップ2 -海賊-」も読みました。
「スターシップ1 -反乱-」の続きで、そのまんまのテンションで、楽しく軽く読めました。
ちょっと、おつかい系RPGの匂いがするとこもありますが、それはそれでいいです。
カバー折り返しを見たら、「パラダイス」とか「アイヴォリー」とかが載ってなかったので、再版かかってないんですよね。
「スターシップ」のテンポの良いキャラの立ったものも力量がいかんなく発揮されていて好きですが、「パラダイス」とかの、美しい叙情的な作品が消えていくのは、ちょっと残念です。
http://www.amazon.co.jp/%E3%83%84%E3%83%B3%E3%83%87%E3%83%AC%E7%9B%B8%E5%AF%BE%E6%80%A7%E7%90%86%E8%AB%96-%E3%82%A2%E3%82%A4%E3%83%B3%E3%82%B7%E3%83%A5%E3%82%BF%E3%82%A4%E3%83%B3%E3%82%AF%E3%83%A9%E3%83%96/dp/4569772978/ref=sr_1_1?ie=UTF8&s=books&qid=1276435090&sr=8-1
なかをぺらぺらとめくっただけですが、キュンキュンするのかな?
私は時代小説も好きなので一粒で二度オイシイ感じです。
いつか、訪ねてみようと思います。
『竹内文書』は何故か途中で挫折した記憶が・・・この機会に再読しようと思います^^;
他に日本のSF作家といえば筒井康隆という事で、『パプリカ』を読んでみました。
インパクトがあった為か、夢にパプリカの世界が・・・ちょっと、恐かったです。
アニメも劇場で見ましたが、大変よく再現出来ていて面白かったです。
まだの未読の方は是非♪
戸来村は現在の新郷村ですが、村のホームページにもキリストの墓は観光名所として紹介されています。
http://www.net.pref.aomori.jp/shingo/07sight/sight-christ.html
戸来(へらい)=ヘブライですが、高校時代の同級生にこの苗字の方がいました。最初ヘライとは読めませんでした。
竹内文書に関して興味があればこちらのホームページをアクセスしては。
http://www.kousokoutaijingu.or.jp/
日本神話や民間伝承・東北中央説・戸来村キリスト来訪説・竹内文書・東日流外三郡誌など初めて見聞きする文献も多く、解釈も説得力があり途中でこの物語は事実なんじゃないかと錯覚するくらいでした。
東北にスポットを当ててる点も新鮮!読み終えた後、小説ロケ地の視察旅行も考えたくらい、楽しめました♪
私の読解力では、一読しただけではなかなか評価が難しい作品です。
小説の世界を言語の問題に回帰させる手法は、一時非常に流行った印象があるんですが、その流れにあるんですかね?
宇宙大好き少年の夢の物語。
年代的には過去の物語なのに、自分の現在と未来のような感じがしました。
クラークの宇宙よりは幻想色が強くて、ブラッドベリの宇宙よりは現実的で。
その辺が好きな人にはお薦めです。
久しぶりに泣いてしまいました。
ただし、買ったのが新装版なので文字が大きくて、なんか違和感が・・・
相変わらず読み易い。
今までと違い、次巻に続く展開なので、続きが気になります!
ニコッとみたいな仮想世界でアバターがリアルなアクションしたりするポストサイバーパンク。
んで、いろんな意味での、ウィルスと言語の歴史と宗教とかの知識が交錯します。
世界観は好き。面白い。
・・・・・・けど、私は文系脳なので、やっぱり世界解明(謎解き)部分は難しくて、頭がぐちゃぐちゃになってしまいました。
多分、男の人だと、もっと楽しめる気がします。
個人的萌部分とかは、マイブログに書こうと思ってます。
前回、書き忘れましたが、構成として、
禍つ星 プロローグを含む4話構成
天の果実 第4話~第7話の4話構成
となっています。
最終話の「天の果実」は、前刊第2話と第4話からの伏線があり人口抑制を悪とする文明に対して、白熱したやりとりのもと最終的に解決というドキドキの展開でした。
「宇宙船ビークル号」のテイスト&猫が重要なサブキャラというのは前刊と同様で、とても面白かったです。
萌☆もっこすさん、ご推薦ありがとうございました。
しなじです。
ジョージ・R・R・マーティン「タフの方舟 禍つ星」読みました。
おデブ&おツル・・・な表紙は置いといて、、、
とても楽しめました!めっちゃ面白かったです。
萌☆もっこすさん、マイブログでのご推薦感謝です♪
(ご推薦がなければ一生読まなかったかも・・・)
印象としては、古き良き時代の名作A.E.ヴァン・ヴォクトの「宇宙船ビークル号」に相通じるものを感じました。
巨艦で宇宙を征くところ、総合科学と環境エンジニアリングの位置づけ、最初は苦心しながら、徐々にそれらを駆使して難題を解決していく主人公、様々な宇宙生物、クァールと猫等々。猫が重要なサブキャラなのは、モリネコのニミッツ(オナー・ハリトンシリーズ)もそうでしたね。
もちろん、続刊の「タフの方舟 天の果実」(こちらの表紙はマトモ)も、今日か明日にも図書館で借りる予定です。
無人島に漂流した女一人と男達の顛末。
らいとな筒井康隆みたいな感じで読み進めたけれど、
喰い足りない印象でした。
「メタボラ」もそうだったな。
解説の佐々木敦さんは絶賛でした(それはそうだ)
純粋に分かりやすく、ビジュアルが想像しやすく、面白かったです。
ドキドキしながら、GWの電車移動中に読みっぱなしでした。
(何度も)映画化したくなる、単純さと奥深さのある作品だと思いました。
やっぱり古典はあなどれないです。
自分の心を自分の心で考えるのはリカージョン(入れ子構造)だよね。
リカージョンは原理的には、無限に入れ込むとができるけど、でも、それを行う場であるワーキングメモリは、残念ながら、有限なんだ。
だから、リカージョンはすぐに飽和しちゃう。
自分の心を考える自分がいて、でも、そんな自分を考える自分がさらにいて、それを考える自分がいて…。とね。
そんなふうに再帰を続ければ、あっという間にワーキングメモリは溢れちゃうよ。
そうなったら、精神的にはアップアップだ。
だからこそ「心はよくわからない不思議なもの」という印象がついて回ってしまう。
本質はリカージョンの単純な繰り返し。
脳の作動そのものは単純なのに、そこから生まれた「私」は一見すると複雑な心を持っているように見えてしまう。ただそれだけのことではないだろうか。
だから、自分の心を不思議に感じるという、その印象は、いわば自己陶酔に似た部分があって、それ自体は科学的にはさほど重要ではない。
単にリカージョンの罠にはまってただけだ。
カバー絵は、デスノートの小畑実氏が描いてますが、1987年刊の作品の表紙だけのリメーク版です。
一巻目の題名が「拷問者の影」。主人公は、拷問者のギルドに所属しているので、スプラッター的かと思いきや、残酷シーンはあまり出てこないです。
中世的な遥かな未来が舞台で、その上、一人称ですので、あまり説明もなしに話が進んでいきます。
読みづらい面もありますが、ドップリ異世界に浸かってしまう心地よさから離れられません。
岩波の「罪と罰」の(上)を読みました。
濃ゆい作品ww
でも、名著だけあってなかなかw(←お前のような青二才が偉そうに!(笑)
次は(中)だ!
ハリーポッターですかね?
書いてる方いたらすいません(♛◞⊖◟♛)
あと「アルジャーノンに花束を」とか・・・
ブレイブストーリーとかありですか?
どうも最近の日本人作家さんの作品、頭悪くてつまんない気がしてねぇ(←完全なる偏見すな)
というわけで、お勧め漫画
・しゅごきゃら!(アニメは駄目です)
・君に届け(アニメは原作に忠実ですが、半端で終わりました)
・長門有希ちゃんの消失(谷川流はもう駄目っぽいので、ぷよに期待です)
「逃れの森の魔女」(ヘンゼルとグレーテル)と「わたしの美しい娘」(ラプンツェル)を読了して、
そのまま本家に雪崩れこんでます。角川文庫版のグリム童話(第7版)を読書中。
やっぱりモチーフの宝庫ですと言いたいところだけど、なんだかジャンク品倉庫みたいです。
初めて読んだ時は(子供だったのもあり)SF的に考えて読む、とか以前に
そのカオスかつ、どこか恐ろしいリアリティに呑まれてしまったのを覚えています。
今回こそ、「理解して読む」という姿勢で臨もうと思ったのですが…結果は完敗。
なんか…下手なホラーなんかより恐くて、怖いんですよ。
まぁ、私が未熟なのもあると思いますが。
ちょっとこれを機会にハヤカワ青背を読み返してみようと思います^^
ソムトウ・スチャリトクル「スターシップと俳句」再読。「高い城…」と違ったジャパネスク。わかりやすい構成と奥深い日本観。情景が美しいです。
長編に疲れたので、F・ブラウン「天使と宇宙船」「スポンサーから一言」「フレドリック・ブラウン傑作集」再読。傑作集は星新一訳で、そのことだけでも色々比べられて面白いです。
CONFESSIONS OF A CRAP ARTIST:邦題「戦争が終わり、世界の終わりが始まった」ではまりました。
ってか、邦題酷すぎorz・・・
「マイノリティ・リポート」「パーマー・エルドリッチの三つの聖痕」
やっぱり好きってところと、やっぱり理解できないってところが、入り混じり・・・
「パーマー~」なんて、一体いくつになったら、きちんと理解できるんだろう、と思う。
ついでなので、これから「パーキー・パットの日々」を読みます。
を読みました
いわゆる宇宙人とのコンタクト体験記録本です
今話題の2012年というキーワードに惹かれて読みました
私にとって、ゼロ年代はSFの空白期間だったのですが、
読んでみてやはり好みは別れた。
中でもマルドゥック、エキストラ、ミサイルは結構
面白く読めました。
★星虫年代記(クロニクルズ) 2 鵺姫真話/鵺姫序翔
岩本隆雄著
朝日ノベルズ
を読みました!
厚くて、時間がかかりました。
星虫・イーシャの舟は、学生のときに読んだことがあったのですが、この本は、現代風に改訂されていたので、新しい読み物として読みました!
面白かったです。
宇宙からきた虫に取り付かれてしまったり、妖怪に同居されたり、タイムトラベルして戦国時代に行ったりetc
読み応え十分!!
2巻の話は、全く読んでなかったので、一気に読んでしまうほどハマってしまいました。
基本的に日本人作家のSF小説はあまり好きではないのですが。
見直して、他の方の作品も読んでみたいと思います。
古い本ですが、映画「マトリックス」に先行してたり、ディックの「ユービック」好きにはお薦めかも。
この頃の連作短編な神林長平モノはやっぱり好き。
気軽に読めて面白いですが、登場人物の絡ませ方をもう少し工夫
すれば、もっと面白くなりそうな感じがするので、今後に期待。
心とは何か。
人間とコンピューターの違いが、興味深かったです。
次は「単純な脳、複雑な私」を読もうと思います。
アニメがとっても良かったので、本屋で見かけた『イブの時間』の
ノベライズ版買ってみました。
読み終わったけど、一番好きなエピソードがまるっと入ってなかった。残念!
映画化もしたみたいなので、そっちでメインになってるのかな?
映画は見に行けないのでDVD待ちです。
大型本なので持ち歩くことが出来ず、読むのに時間がかかって
しまいました。
予想に反して、結構重い話でした。死をメタファーとして扱ってます。
価格以外はお薦めです(苦笑
続編「ラスト・ラスト・ヴァンパイア」を読了したので、
スティーヴン・キング「ローズ・マダー」手に取ったら、一気読みしてしまいました。
ドラマ「ファイヤーフライ 宇宙大戦争」の続編映画「セレ二ティ」を観ました。
面白かったです~♪
「虐殺器官」文庫版は6刷だそうです。
ギリシア神話の神々に会った後は、古代エジプトへ。
クリスチャン・ジャック「光の石の伝説(1)~(4)」を読了です。
設定等に賛否両論あれど、素直にしんみりできました。
エーリクは誰が描いても描きやすいキャラのようです。
ところで原作本が見つからない・・・・・
細部、比較検討できず。
目次に注目、
第2章-63P 第4章-163P 第6章-263P。
最初から尺を決めていたのかな?
アリス・シーボルト「ラブリー・ボーン」ベストな映画化だったと思いました。
ジョー・ウォルトン「アゴールニンズ」ドラゴンづくしで、かなり幸せです♪
「虐殺器官」5刷決定だそうです。すごい勢いですね。
早川3/19「伊藤計劃記録」、角川文庫3/25「メタルギア ソリッド ガンズ オブ ザ パトリオット」
細かいところまでは覚えていませんが、
お城や街を3D化出来たら楽しかろう、と
思いながら読んでいましたねー。
自分なりに、キャラクタを絵にしたり。
先は更なる断崖絶壁かも。
読み終えた自分を誉めてあげたくなる事請け合いです。
一冊の文庫本の形をした岩の塊でした。
最初は遅々として進まず、
スティアパイクとフューシャ姫の邂逅からノって読めました。
で・・・・・、まだ全体の1/3かあ。
終盤のプルーンスクワラー医師はカッコ良かったです。
SFではありませんが、結構面白かったです。
ハヤカワには珍しいラノベっぽい感じで、難しいことは
何も考えずに一気に読める作品でした。
>ながつきさん
ロバート・J・ソウヤーと言えば、夏にAXNにて、
「フラッシュフォワード」が放送開始です。
クラッシャージョウやダーティペアシリーズに夢中になっていた頃の
感覚で読めました。
普段はラノベ中心に書いているようで、気軽に読めるSFでした。
ちょっと考えると、笑っちゃう話なんですけど、でも怖いのは、
キングの筆力なのかなって思います。
つづいて、伊藤計劃「虐殺器官」読了。ようやく。文庫本のブラック装丁、かっこいいですね!
大森望氏の解説は泣いてしまいました。(MGSはタイトルしかわかりません)
著者2冊目です。さくっと読みやすくて面白かったです。ソウヤー、エンターテイナーですね。
面白かったですが、MGSのファンというのが透けて見えるので、これからに期待…したかったですねぇ。
MGSのノベライズも角川から出るそうなので読んでみようと思います。
映画「サロゲート」で石黒浩教授に会ってきました~。どっちがジェミノイドだ!
マネキンの街の終わりは、ちょっとシュールな映像でした。
SFではありませんが、SF好きな人間から見れば、非常に読み応えあると思います。
既に単行本で読んだ方も多いかもしれませんが、お薦めです。
カーティス・ピーブルズ「人類はなぜUFOと遭遇するのか」読了♪
懐疑論者の航空史学者が1940年代以降のUFOに係する出来事を検証、分析しています。
資料本としても読み応えがあります。SFとの係わりも興味深く面白いです。
レイモンド・A・パーマーの生い立ちやアメージング誌の名前を見るとは思いませんでした。
瀬名秀明氏の解説もとても面白かったです。