困っちゃうよ。
- 2026/02/15 07:42:40
やあ、こんにちは。
2025年04月27日のLitsu☆初投稿「ありがとう」以来だね? 僕のこと憶えてるかな?
あのときは、つきまとわれてた女の子となかなかスッキリ離れることが出来なくてね。
色々大変だったんだよ。まあ、結局は解決したけどね。
でも、どうしてだろう?何故か?みんな僕のことよく理解できない奴、みたいに言うんだ。
彼女のふりをしてもらったあの子にしてもそうさ。僕のこと、酷い人間みたいに言うんだよ?
そういえば‥だいぶ前にもそんなこと、あったっけなぁ‥。
僕がこういう感じだったのは昔からだよ?もともと小学生の時からわりとモテたんだ。
自分で言うのも変だけど、美形っていうか?ルックスに恵まれてたらしくってキャーキャー言われた。
もとは私立のお坊ちゃん学校だったけど中学は公立に転校したんだ。なぜって?
そっちのほうが女子生徒が多かったからだよ。よりたくさんの中から相手を選ぶことが出来るだろう?
え?意外? そりゃ大事さ、僕にとっちゃ学業と彼女(未定)以外に何の興味もなかったからね。
僕が二年に上がった頃だったかな? 通学バスに同じ学校の新入生たちが乗って来たんだ。
「へえ~」って思って見てたよ。そうだ、この中にいい子いないかな~ってね。
僕の予定では、中学、高校、大学、で、合計5~6人くらい付き合って、そのあと結婚相手
として、ピックアップすればいいかな?くらいのタイムスケジュールでいたからね。
勿論こちらが選ばなきゃならないから、女の子を落とすテクニックって言うのも必要になるよね。
僕はバスの下級生たちを見て、彼女候補を探してたんだ。そしたら、「あ‥。」
一人いい子がいた。切れ長の目をしてて、綺麗な長い黒髪の、小顔のスラッとした女の子。
誰でも好むような大きい目のかわいいタイプじゃなかったけど、独特の雰囲気がある綺麗な子だったよ。
「そうだ、あの子で試してみよう。」
僕はルックスに恵まれてたかもしれないけど、本当に役に立つかどうかなんて分からなかったからね。
実際に、実験してみる必要があったんだ。だから、一度試してみようと思ったのさ。
何の面識もない子だから、先ずは視線を送ってみることにしたよ。最初はそうでもなかったけど
数日経ったら、時々目が合うことがあった。 そのうちこっちをじっと見てくるようになったんだ。
僕は釣りってやらないから知らないんだけど、そのときに、僕もわざと見返したよ。ジー‥っとね。
そして、スッと外すんだ。わざとね。ちょっと照れくさそうに見えるように。
まあ、これもゲームの一つみたいなものだし、仮に勘違いされたって構わなかったからね?
そんなことを何度か繰り返してたよ。 ‥でも、それ以上何にも起こらないので飽きて放ってたんだ。
さすがに目線だけで好きにさせるなんて、ちょっと無茶だったかな?僕も自意識過剰を恥じたよ。
それから季節が過ぎたある日、駅で下校時に下級生の女子(あの子のグループの子)がこっちに
駆け寄って来たんだ。
「すみません〇〇先輩、今付き合ってる彼女とか、いるんですか?」
「??‥。別にいないけど?」
「だったら、先輩のこと、好きだっていう子いるんですけど、その子と話してもらえませんか?」
「え?誰?」
「ほら、あそこの‥」
(あの子だ‥。)
少し離れて待機してた女子友にポンッと背中を押され、前に出されたあの子は、恥ずかしそうに笑ってた。
僕は驚いたよ。ずっと放っておいた後だったし、まさか本当に好きなるなんて思っていなかった。
‥こんな、簡単に? ‥釣れるなんて。 さて、困っちゃったなぁ。あれは実験だったんだ。
女の子を落とすための実験だった‥なんて、言えないしなぁ‥
さきに付き合ってる彼女はいないって、女友達に答えちゃってるし‥まずい‥どうしよう?
「ほら、あの子ですよ。ネッ☆かわいいな♪とか思いません?」
「全然。」
僕はそう言って、そのままバスに乗ったよ。彼女たちはどうしたろう?見てないから分からない。
帰る道すがら僕は考えたよ。ちょっと後味が悪かったかな?‥‥て。
なぜかな?
そうだ、かわいそうな気がしたんだ、あの子がね。
だから、ああいう実験は、もうやめようと思ったよ。(一例だけ実証もできたし)
ね?僕ってけっこう温情味のあるいい奴だろ? なのに皆んなにはすごく誤解されちゃうんだ。
なんとかならないかなぁ? 困っちゃうよ。
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