Nicotto Town


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ぷーちゃんとコロとぼく

投稿者:ケニー

コロは2さい。

まだちっちゃいぷーちゃんがハイハイしてると、コロはしっぽをふりふりしながらぷーちゃんのすこしまえをあるくんだ。
ときどきふりむいて、ぷーちゃんがちゃんとハイハイできてるかたしかめる。

ぷーちゃんのおなまえは、はなおかみつきっていうんだけど、いっつも、ぷーぷーっていうから、おとうさんとおかあさんもぼくもぷーちゃんってよぶんだ。
ぼくはぷーちゃんのおにいちゃんだから、いつもおかあさんがぷーちゃんばっかりだっこしてても、がまんするんだ。
だけど、コロもぷーちゃんのおにいちゃんみたいなんだよ。
だって、ぷーちゃんがないてるとコロはいっつもぷーちゃんにじぶんのからだをくっつけたり、ほっぺをなめたりするんだ。
そうすると、ぷーちゃんはなきやんでわらうんだ。

ぼくはおにいちゃんだから、じぶんでようちえんのせいふくをきたり、くつもはけるんだ。
でも、くつはどっちのあしにどっちのくつをいれたらいいかわからなくなっちゃうから、よくおかあさんにぎゃくよ。っていわれるし、おようふくのぼたんはすごくむずかしいからじかんがかかるし、いつもいちばんうえのぼたんがまんなかにくっついたりいちばんしたのぼたんがまんなかにくっついたりするんだ。
でも、なかないでがんばるんだ。

でも、こないだこうえんでころんじゃって、びっくりしていたかったけどなくのをがまんしてたんだけど、そしたら、コロがきてぼくのことをじっとみて、それからぼくのほっぺをぺろぺろして、そしたら、ぼくはいっぱいなみだがでてきちゃって、わーんっておおきなこえでないちゃったんだ。
そしたら、おかあさんがあわてておとうさんにぷーちゃんをわたして、はしってきてぼくをだっこしてくれたんだ。

おかあさんはぼくのあしをすいどうであらってばんそうこうをはってくれて、それから、まあちゃんはいつもがんばっててえらいね。ってほめてくれて、ぼくをぎゅーってだきしめたんだ。
それから、そのひは、おかあさんはぼくとてをつないで、おとうさんがぷーちゃんをだっこしておうちにかえったんだ。

かえってるとき、おかあさんが、まあちゃん、だっこしてほしいときはいつでもいっていいのよ。おかあさん、まあちゃんをだっこするのがだいすきなんだから。っていって、ぼくはちょっとこそばゆいきもちになったんだ。

そのひのよるは、ぷーちゃんはあかちゃんベッドにねて、おとうさんとおかあさんのあいだにぼくがねてたら、コロもぼくのおふとんにはいってきて、もこもこになったんだよ。

コロはなんだかおひさまのにおいがしたんだ。



アバター
2024/06/29 21:01
童話の様な文章。面白い。
アバター
2024/03/03 08:08
いいですね。ちなみにうちの猫の背中はなぜか焼き立てパンのにおいがしますよ^^



管理人
ケニー
副管理人
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全公開
カフェの利用
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カテゴリ
自作小説
メンバー数
12人/最大100人
設立日
2024年02月18日

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