オレンジ色の花瓶
- 2024/02/18 22:37:38
投稿者:ケニー
人にはそれぞれのお気に入りのものっていうのが、ひとつくらい部屋の中にあるものでしょう?
例えば、オレンジ色の花瓶とか、素敵な装丁の古い外国の本とか、ボブディランのレコードとか、シャガールのポスターとかね。
そのお気に入りを少しづつ増やしていくのは、ある種のその部屋の主人の義務ではないだろうか?と思うのだよ。
なぜかというと、部屋もまた生きているから。
その部屋を整理整頓して、そして、より過ごしやすく、より快適に常に変化させ続けることはとても大切なその部屋に住む人間の役割で、自分の部屋というように自分の持ち物というように人間は勘違いしがちだが、そうではないと思うの。
部屋は自分の支配下にあるのではなくて、自分と共存してる。というのが正しい認識ではなかろうか?
つまり、植物と同じで、何もしないでほったらかしていれば、枯れてしまったり、腐ってしまったりする。
だから、部屋を気遣い、常に綺麗により良い家具の配置、使いやすい状態を模索し続けることは大切なんだと思うんだよ。
そして、その部屋に自分のお気に入りのものを置くというのもまた大切なこと。
それは自分にしかわからないものなんだけど、その部屋との一つの繋がりの役目を果たしてくれるの。
オレンジ色の花瓶や、素敵な装丁の古い外国の本とか、ボブディランのレコードとか、シャガールのポスターが、その部屋と自分を繋げてくれる。
だから、部屋にはお気に入りのものを少しづつ、丁寧に増やしていくことも大事なことなんだ。
部屋に好きな物置いてあると気分が違いますし、たまに配置換えして快適な環境になってちょっと嬉しかったり…ただそこに部屋があるから、じゃなくて工夫して居心地のいい環境にする方が楽しいですよね^ ^