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読んだ本の報告、 気になる本についての質問、 お勧めの本紹介、 好きな本の語り合い、 お互いの読書生活の様子 etc. スレが一杯になったので、新しいスレを立てました♪
文庫オリジナルらしいんだけど、すっごくいい。みんなみごとなオチがついてて、プルーストの「失われた時」へのオマージュ「失われた甘い時を求めて」は両親が亡くなり、3歳頃までいた松本に思い出のシュークリームを求めていく話。プルーストばりに、最後のオチまでいくと、その伏線が冒頭からしっかり貼られていたのに気がついて、びっくりする。
どの短編も食の話だけど、出てくる店はすべて実在の店で、検索するとすぐ住所がわかる。このシュークリームの話は良かった。
亭主から離婚を切り出され、亭主の手帳の書き込み、◯◯の奥さんは最高だったに、イラッと来て、浮気相手と対決のために、石垣島まで、その奥さんを探しに行く話も、オチがすごかった。しかも、ハッピーエンドになってる!! ミステリアスで、最後は爆笑。離婚話が吹き飛んでしまう。フフ。その奥さんは、なんとウィキペディアに単独で記事が立ってるとは思わなかった。
冒頭のおばあちゃんと伊勢参りのはずが、事故があって小学生が一人でお伊勢参りをする話は、小さな恋のメロディみたいで、すごくほのぼの。児童文学が得意な方なのかも。
最後のアイスランド旅行で、ヨーロッパで一番美味しいホットドックの話も、どうしても食べたくなるようないい話だった。「一番美味しい」の理由にBikkuri
★★★★
「幻想の肖像」河出文庫
私が手に入れたのは、昭和末期に発行されたすっごく古い本なんですが、今は河出で復刻してるのかな?
執筆されたのが50年以上昔、でも今読んでも全然古さを感じない不思議な本。
さらに、表紙のチョイスがすごくて、美女の首にネックレスならぬ蛇がまきついている肖像画(笑)。
ヨーロッパ(主にイタリア系)の、古い肖像画、絵画について語られたエッセイ集。
いつもこの方の本は、題材が幻想的というか、マニアックというか、グロいというか。
澁澤龍彦氏の不思議な魅力に取りつかれて、もうどんだけたったのか。
この方のお姉さん?妹さん?の本もトルコについて書かれた本を読みましたが、それも面白かった。
マゾッホの存在を知ったのもこの方の本が最初だったので、まあ・・・マニアックですよね。
この、内容は足下から、黒い澱が静かにどわっと這いがってくるような話でも、冷静な乾いた独特の文体はこの方だけなんだろうなあ、と勝手に尊敬しております。
他にも澁澤龍彦は面白い本が一杯あります。復刻ばんばん出てほしい。
すげえ御大層なタイトルが付いているけど、これは訳しすぎ。原題は、「How to Think Like a Roman Emperor」、「とあるローマ皇帝のように思考するには」ということなんだろうけど、「とある皇帝」として第16代ローマ皇帝とピーンと来なきゃ話にならないので、タイトルそのまま活かせなかったという次第。
民度の問題というより、ローマ皇帝の代表的な人々が、藤原道長と同じくらい日本人の教養に取り込まれてないというのが現実なんで仕方ない。
でも、ローマ皇帝で「メンタルトレーニング」の話題になる人といったら、何代目かは苦しいけど、マルクス・アウレリウスの名は出てくる人はかなりいるはず。
この本は、彼は最初からあのレベルだったんじゃなくて、努力して温厚で寛大な、身を飾らない人になったんだという視点で、彼の弱いところも隠さず、それでもすごい人だという事実は変わらないんだけど、う~ん、面白い。
それでも身内の不幸には弱くて、人前でも泣いたりとかはやるんだね。
でも、塩野七生の「終わりの始まりーローマ人の物語11」の知識が事前にないと、通読は苦しいかな。
↓このコメントはいかがなものかと。
ネタ的にアウトだと思います。
削除を希望致します。
週刊ポストのグラビラにも登場しているし、noteでブログも書いている。
この本は、そのブログの書籍化らしい。彼女の出ているAVは見てない。見る予定もないし。
本を何で読んだかと言うと、公立図書館に収蔵されてたんだよね。AV女優さんの手記をよく図書館が入れたなぁ、とちょっとびっくりしたので借りてきてみた。
ただ、理系の才女らしく、文章はあまりうまくない。がっかり。
インタビューでガンガン喋って、ゴーストライターに任せた方が面白い本になったんじゃないかと。
AV女優としてデビューするまでの細々とした手続きが詳細に書かれているので、
興味のある人はぜひ一度読んで見られるといいかも。
ただ、表紙のタイトル文字が大きいし、写真がバレリーナで特徴的なので、乗り物の中で読むのはNGかな。
ちくま学芸文庫から、50年以上昔の復刻版が出ました。
ロシアとは書いてますが、中にはキーウ大公国の名前もあり、スラヴの周辺国が混じっていると踏んで、購入。スラヴ民族衣装はとても綺麗でかわいいので、その流れ。
中の地図みたら、モロ、ベラルーシ、ウクライナ、バルト海、最近よく見る地名がちらほら。
コーカサス地方も入ってる。
民話、民話についての解説本。
スラヴ民族のカテゴリーは意外にもわりと広かった…
タタールのくびきから600年弱、ロシアのやられる前にやってまえの恐怖は、このあたりからきてるのかと思うと闇は深く暗い…
ナチスと戦った若者たちの話。実話です。映画にもなったかな。当時はロシアの話と思われていたようですが、実はウクライナの話です。大きな図書館にはあると思います。
以前、アフリカあたりの反乱軍に育てられた女児が、兵士だけでなく悲惨な扱いをうけていたという本を読んで以来、トラウマ復活にならないよう、戦争もんは慎重に選びます。だって怖い。
話は飛びますが、以前ユニコーンガンダムというアニメをみてて、メカの名前がクシャトリアというのがカッコよく、どこからとったんだろうと思ったら、インドの武人のことだとしって、なんかすごいなあと思い、「インド神話」を手にとってみました。
インド神話の出てくる名前、カッコイイです。難しいけど、神話、民話は読んでて面白いです。
ちくま学芸文庫、値段は文庫にしては高いけど、お手軽サイズでいいです。
キーウ在住のジャーナリスト平野高志さんが、日本の編集者からの質問に対して、メールで答えるという形で出来上がった新書。
戦争の中の日常生活というのが、なかなか体験できないものなんで、ちょっとおもしろい。面白いなんて言ってはいけないんだろうけど、僕の初めての外国体験というのも、北アイルランドの内戦だったので、まあお仲間ということで勘弁してもらおう。
これ読んでみたくて、地元の図書館になかったので、名古屋市図書館から相互貸借ということで借り出してもらったもの。期限内でちゃんと返却しないといけない。
新書なんで、すぐ読んでしまいそうだけど。
これ、田中芳樹の「新・水滸後伝」は面白い。「水滸伝」とか「三国志」は、みんなあらすじを知っているので、この次、この先が分かるし、どこが名場面なのかも承知してる。いいかえれば、そこだけちゃんと盛り上がるように書けば、読者は許してくれるって甘えみたいなものもある。
これは、そうはいかない。
「水滸伝」からかなり時代が下って、「水滸伝」の100回本で108人の英雄英傑の主役のほどんど、宋江、林冲、呉用、史進、李逵らがほとんど死んでしまって、28人が生き残り、宮仕えなんか嫌だと、田舎に帰ったりバラバラになって終わったところから始まる話なんで、地味でやや小粒で、目立たなかった連中で話を立て直すわけで、なかな難しい。
しかも、元の水滸後伝のいらない脇役、どうでもいいような細々としたエピソードとかをごっそりカットして、面白くリライトしてる。かなり頑張って面白くしてくれていると思う。
★★★★
https://open-shelf.appspot.com/
ジョージ・オーウェル、ジェイムズ・ジョイスなどはお勧めです。
「ゲーテ・スイス紀行」
「ゲーテとの対話」を購入。
当時こんなものが流行っていたとか、当時はこれが常識、女性は男性を世話するためにいなくちゃダメでしょ?みたいなこと書いててちょっと憤慨;;
昭和50年代の少女漫画を購入すると、当時の少女はみんな「将来の夢はお嫁さん」でびっくり。
読んでたはずなのに、女性は終点は見合いして、25で結婚とかちょっと笑ってしまいました。
昔のエッセイ的なものは、当時の空気を知るのにとっても役立ちますが、ちょっとイラっとしますね。
ある国のお姫様が、無理やり嫁がされたら、相手に髪の毛根こそぎ切られてしまって、その理由が「俺以外の男としゃべって笑っていたのがむかついたから」っって、なんか現代でもモラハラでいてそう!
と、やっぱり現代に生まれてよかったです・・・;;
こういう読書は、人を選ぶので、あまり勧められませんけど::
★★
残念なのは、挿絵が当時とあまり構成が変化ないのが・・;;
どうにか角度変えてみるとか、描きなおしをもっとして頂きたかった;;
買いますけど!(笑)
当時はサブタイトルに「転生ファンタジー」と書いていたものの、転生することなく作者さんがお亡くなりになって、どう転生するのかが分からなくなったのが残念ですが。
表紙は描きおろしなので、それだけ楽しみにします。
しかし時代ですね。価格がほぼ倍に(笑)。
まじむというのは、沖縄の言葉で「真心」、主人公の名前です。
主人公は通信会社の琉球アイコムという会社に派遣で働いてる時に全社員から社内ベンチャーの募集というのをみて、大東島のサトウキビからラム酒を作りたい、という提案をして、それを実現させます。
これ今度映画化されて、伊藤沙莉さんが主演を務めるらしいんですが、これ実話が元になっていて、社内ベチャーを募集した会社は、沖縄電力、主人公は金城祐子さん。名前で検索すると、本人のインタビュー記事が読めます。彼女がベンチャーほ立ち上げて、実際に作り出したサトウキビのラム酒は、「コルコル」という名前で、ネットからも購入できます。
お話は、とてもドラマチックで面白い話です。
★★★
中学のいじめとか女の子同士のあの男の子が好きとか、告白したとかピリビリした青春の中で、みんなに復讐するために最も効果的な状況の中での自殺を画策する女の子の話。自殺はきついので、だれかに自分を殺してもらおうとする、・・・ほかのいくつかの作品と一緒になって「かがみの孤城」の中に取り込まれた下書きの一つみたいな気がする。やはり「かがみの孤城」は大きいなという印象だな。辻村のブラックな部分が出た作品とも言われるけど、そんなでもない。
★★
だいぶ前の本ですが、同郷の作家さんで、こんな身近に感じる題材をいま知ってしまいました。
要するに介護なんですけどね。
主人公の義父のボケ具合が、なんかめちゃくちゃわかってしまう・・;;
そして思いやりのない旦那・・;;
この時代、まだ福祉施設もそんなになかっただろうし、おむつも脱臭効果のあるいい品もなかった時代。
今より何倍もきつかっただろうなあと思うと、ちょっと読んでて辛くなる題材です。
「人魚」には人魚も人魚姫も出てこない。海で見つかった少女の溺死体だけ。
「獣使い」にも、けだものはでてきません。舞台になっているのは乗馬学校。これは少女の連続誘拐、監禁のお話。かなりオドロオドロシイです。目玉を切り抜かれ、舌を切除、鼓膜を破られた少女が森からふらふら出てきて、車にはねられるところからスタート。被害者の少女たちの共通点は、というところで女流作家らしい面白い視点を見せてくれます。
★★★
エリカ&パトリックの事件簿シリーズ。
2人は結婚して、エリカは妊娠中。行方不明になって数ヶ月の男性が、凍った湖の氷の下に見つかる。同時期、処女作で一躍作家デビューの男性に脅迫状が届き、もう1年も続いているとのことで、徐々に連続殺人事件の様相になってくるというのが出だし。女性の心理の描写が多めで、これが読むのに、少しウザイ。
一応連続殺人になるんだけど、殺害トリックやアリバイ工作、顔のない真犯人といったその手のミステリにおなじみの推理の手順は、出てこない。
事件の舞台になってるスウェーデンのフィエルバッカという小さな町は、ノルウェーとの国境近くで実在の町。作家の生まれ故郷でもあるらしい。
★★
盛っているけど、新装版も見てみたい!嬉しい。でも本当なら続編をご存命中に拝読したかったです・・・;;;もっと他の絶版ものも復刻お願いしたいです~~~
『落日の宴』吉村昭
幕末に活躍した幕府の文官のお話。ロシアから日本の開国を逼るプチャーチンとの手に汗握る交渉を描きながら、模範的な武士の在り方にせまります。
『前頭葉バカ社会』和田秀樹
前頭葉は変化に対応するために進化した人間の脳特有の部位。それを使わずとも社会生活を営めるけど、使っていないと早期にボケることになります。
意識して前頭葉を使うために変化をもとめていきよう。
『歩兵の本領』浅田次郎
高度成長期、社会からはじかれた訳アリ人間たちが、騙されたように自衛隊に入隊させられ、娑婆とは全然違う価値観の中で右往左往しながら生きていく姿を描きます。
作者の体験がもとになっているらしく、面白おかしく、時には涙の物語集。
★★★★
面白いです。★★★★
図書室で題名が気になって借りました。
1ページ1日の短い話(漫画)で身体の力を抜き安心して読める。
レシピも載っていて(又は実際に売っている食品)
自分にもこんな経験が出来るかもと思える所が良いと思いました。
笑顔になる話や、ほろりと来る話など色々ありました。
満足出来るので是非。
★★★
『襲来』(上)(下)帚木蓬生
元寇をミクロの視点から見る。日蓮の命で、対馬に渡り、外敵の脅威を目の当たりにした見助。尊敬する人に愚直に使える幸せ。
『骸骨ビルの庭』(上)(下)宮本輝
戦後進駐軍が去った後の骸骨ビルに迷い込んだ戦災孤児たちを育てた二人の男。
時はうつり平成6年に住み着いた戦災孤児たちを立ち退かせるために赴任してきた主人公は、住人たちの話を傾聴しているうちに、その全貌を知ることになる。
昔、筒井康隆が「『何を書くか?』では無く『どう書くか』に小説が変わりましたね」の様なことを書いていて気になっていたのです。掌編、星新一的ショート・ショートのようなものでも筒井康隆の初期のショート・ショートの様なものでもありません。
よろしければ手に取って下さい。
二度の結婚、最初は同業の作家、二度目はミュージシャン。週末はランニング、ボクシングもやり、一人旅は国内でも海外でも。お酒にめっぽう強いって、ずいぶん書いている本の印象とか違います。短いものを書くと、結構、その人の本性が見えてくるようです。
豊橋駅の周辺の本屋、カラオケ、ボードゲームのできるカフェとかもう実在のお店がどんどん出てきます。
これに感動してゲーテが好きになり
『ファウスト』上巻 池内 紀 訳
を読んだのだけれど 下巻の最初の方まで読んで怖くなって中断。その本は煙草代に困ってBOOKOFFに売却(また買います。)
この 訳者 池内 紀という方良く知らないのだけれども、図書館で
『ゲーテさん こんばんは』池内 紀 著
を借りて読書中。今、仕事が立て込んでてなかなか読書出来ない。
読み終えたら(いつの日になるだろう?謎)読書感想を載せます。
以上
雄々しい詩で凄くいいよ!
『シラーの頭蓋骨をながめて』
↓のホームページの中程に記載されてます。
https://ameblo.jp/0731skmm/entry-12609734666.html
ー上記URLより抜粋ー
シラーの頭蓋骨をながめて
沈痛な納骨堂の中に立って私は
頭蓋骨が所せまく並んでいるのをながめ、
星霜ふりし昔のことを思い出した。
かつては憎み合った人々もひしひしと並び
生前互いに命がけで争った硬い骨も
おとなしくここに互いちがいに並んで憩うている。
はずれた肩胛骨よ!それば何人のものであったか、
もはや問う人もない。みごとたくましい五体は
手も足も命のつぎ目からばらばらに離れている。
疲れたおん身は地下に横たわっていたのも空しく、
墓の中に安息を許されず、追われて
再び白日の世界に上って来た。
かつていかほど気高い中身をもっていたにせよ、
しゃれこうべを愛するものはいない。
だが事情に通じた私はそこに書かれた文字を読んだ。
その神聖な意味はだれにでも開かれるわけではない。
硬ばった骨の群れのさ中に
並びなくみごとな形を認めた時、
じめじめと冷たく狭い部屋の中で
私はのびのびとあたたかさを感じ、さわやかさを覚えた、
あたかも生命の泉が死からわき出るかのように。
その形はいかに神秘に満ちて私を魅了したことだろう。
神の手をしのばせる跡がまざまざと残っていた。
それをひと目見ると、私はかの大海原に選び出された。
潮みちては、気高き姿を打ちあげるかの大海原へ。
神託を与える神秘の器よ!
おん身を手に取上げる値打が私にあろうか。
至高の宝なるおん身をかびの中よりつつましく取去り、
自由な大気と瞑想を求め、
日光のもとに恭しく出る時のありがたさよ!
神性の顕現に接するより以上のものを
人間は人生において獲得し得ようか。
あの神性は、硬いものを溶かして精神に変え、
精神のつくったものをしっかりと保存するのだから。
ヨハン・ヴォルフガング・フォン・ゲーテ(Johann Wolfgang von Goethe、1749年8月28日 - 1832年3月22日)は、ドイツの詩人、劇作家、小説家、自然科学者、博学者(色彩論、形態学、生物学、地質学、自然哲学、汎神論)、政治家、法律家。ドイツを代表する文豪。
昔、好きな詩があったんだけど、詩集を持ってたのだけれども度重なる引っ越しで紛失してまい、作者とタイトルが分からす、誰の作品が探してたんだけど、数年前にニコタのフレのアザミさんに作者とタイトルを教えて貰って、それが、ゲーテの『シラーの頭蓋骨をながめて』だよって教えもらった。
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↓ロシアに関する僕が知っているトピック
アレクセイ・ナワリヌイ氏
↓ウィキペディアURL
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%A2%E3%83%AC%E3%82%AF%E3%82%BB%E3%82%A4%E3%83%BB%E3%83%8A%E3%83%AF%E3%83%AA%E3%83%8C%E3%82%A4
小学館発行
一部抜粋。
西側(NATO-北大西洋条約機構やアメリカ)と東側(ロシア、中国、北朝鮮など)の対立。
中国の歴史と現在の中国。天安門。 毛沢東、習近平の粛清と恐怖政治。一帯一路。
『世界の警察官』を放棄したアメリカ。オバマ、バイデン、トランプ大統領、マケイン。
核バランス。キューバ危機。
ウクライナ、北朝鮮の核実験、南シナ海での中国の活動。
そのような事を語る、落合信彦氏と落合陽一氏の対談、インタビュー、生き方、ケネディ,サッチャー,アイルトン・セナの至言の紹介など。
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これ2022年12月30日発行です。 中東、台灣有事(日本有事)が問題視される現在はどうか?
↓本の中で紹介されていた映画の予告編
『クーリエ:最高機密の運び屋』
https://youtu.be/Z2asI1gcXxA?si=gjXZY0P2JeRIhsHk
『親愛なる同志たちへ』
https://youtu.be/-f11lPk-W3A?si=8Sddbf-0bRh_Lt0D
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↓ロシアに関する僕が知っているトピック
プーチン大統領の「宮殿」、ナワリヌイ氏の団体が暴露…敷地は「モナコ公国の39倍」
↓URL
https://www.yomiuri.co.jp/world/20210120-OYT1T50201/
小学館発行
一部抜粋。
氾濫する情報。そしてイン゙フォメーションとインテリジェンス(情報)。インターネット、コピーそしてフェイク。デマだらけの言論空間。
アメリカとロシアの間で核戦争が起こる可能性が高い。
KGB出身のロシアの大統領プーティンは戦争をしたくて仕方ない男だ。彼は男としてのイメージを大切にする。絶対に恥をかきたくない。どんなことがあっても弱音は見せない。ロシア人には彼が男の中の男に感じられる。言論の自由を束縛したりしてた。それに対して国民や政治家は何も言わない。というより言えないのだ。もし反対すれば、FSB(連邦保安庁)やマフィアに殺されるかもしれないからだ。2000年にプーティンが大統領になってから殺されたジャーナリストは2011年までに42人にのぼるという。この数字はクレムリンの汚職や腐敗を徹底して調査していたジャーナリストだけをあげたものだ。他のジャーナリストを加えたら、300人以上になるだろう。彼が憲法なのだ。プーティンは人を殺すことを何とも思ってない。プーティンは自分が、世界の覇者と考えていると思われる。彼は国民にマッチョさを見せるために、一層戦争に力を入れる。もし負けたら切り札の核兵器がある。どうせ死ぬなら国家共々。プーティンの場合は核爆弾で世界を破滅させることなどなんとも思わないだろう。
2016年には米紙「プレティン・ オブ・ズィ・アトミック・サイエンティスツ」と16名のノーベル賞受賞を含む安全理事会が、人類滅亡までの時刻を示す「終末時計」の針が23時57分を指していることを発表した。残り「3分」というわけだ。終末時計は現在1分40秒前になっている。まさに破滅へのカウントダウンが現実味を帯びている。2019年の2分前から20秒進んだ。
半分は、私小説かなと思って読みました。
ドリアン助川さんの小説を読むのは5冊目ですが、登場人物が、どこか欠けた平均スペックで言っても平均以下なんじゃない? という人たちばかりです。
そういった人たちが、一生懸命生きている姿に元気をもらえます。
半分、恋愛の要素もありましたが、恋愛より創作の方へ話が流れて、うやむやになってしまうところなど、ドリアンさん独特の感性です。
ドリアン助川さんの本の独断と偏見評価序列
「多摩川物語」>「ピンザの島」>「新宿の猫」>「あん」>「海の子」
★★★★
柳広司さんの「百万のマルコ」を読みました。
ジョーカーゲームを読んでから他の作品も気になって買ったものの読めてなかったので、引っ張り出してきました。
これは戯曲、特にシェイクスピアあたりが好きな方なら刺さりそうな作品だなと思いました。舞台は恐らく13世紀、イタリアにあるジェノヴァの牢中で捕虜となった者達の雑談をまとめたもの。とだけ言うと退屈そうに聞こえますが、そこは作者の見せ所で会話のテンポの良さや1話1話のオチが綺麗でさすがの文才に惚れ惚れしました。シェイクスピア世代の戯曲をリスペクトした構成、言い回しなのかなと勝手に思ってるんですが、真実はどうなんでしょう?
あと個人的には登場人物がマルコポーロとかフビライハンとか実在した偉人が出てきたのが最高でした。高校で世界史をとっていた私は世界史の教科書を久しぶりに開きたくなってうずうずしました。世界史をもう1回勉強したい…
浅田次郎の「壬生義士伝」みたいに、いろんなひとの証言で事件を色んな角度から見せていくという手法ですが、最後に、パズルが見事にかみあって、伏線の回収がお見事としか言いようがないです。
映画やドラマになる前に活字で読んだほうがいいです。
★★★★
オーストリアアルプスを背景に、親が早く死んで親戚の農場で暴力を振るわれながら働かされた少年が、ロープウェイ建設の現場で働き、宿屋の娘に恋して、結婚したらまもなく雪崩で、新妻が亡くなり、戦争でロシアで何年も抑留生活、アルプスのガイドをしたりして、20世紀を生きてきた男の一生のお話。映画化されて話題に。日本だったら、高倉健さんが北アルプスを舞台にお芝居するようなお話。泣けます!!
★★★★
物語は応仁の乱が始まる寸前の百姓たちの土一揆をテーマにしたもの。浪人で、貧民、社会の低層者、農民などの雰囲気を汲み取って一揆の指導者になっていく男とアウトロー上がりで市中の警護職の男を両脇に、その2人に縁のできた棒術つかいの若者が絡み合う群像劇。すごく面白い。
ストークスの児童文学、ってことになっているんだろうな、でも、小中学生じゃ読めても理解できないだろうけど。
日本じゃとっても珍しい自閉症スペクトラムの少年を主人公にした児童文学。アメリカじゃこの手の障害児を扱った児童文学はかなり多い。
日本で翻訳されてるのは、「真夜中に犬に起こったこと」くらいか。「フォレスト・ガンプ」もはいるかも。
もう10年くらい前に英語で読んだんだけど、あまり分からなかった。翻訳が出たと言うので、図書館で借りてきて読んでる。英語で読んだときにどこでミスったか、読み込みができなかったか、よ~く分かる。
お勉強になりすぎて、ページが全然進まない、というかはやく読んじゃおうという気がそもそもないから。
冬休みは長期貸出なんで、ゆっくり楽しむ、時々ペーパーバックスを出してきて、比べながら「検討する」。「読む」じゃないてね。
この手のものは「夜と霧」が長いこと有名でしたけど、今ではこれが一番詳しくて、記録としても価値があると言われています。「夜と霧」ではかなり曖昧になっていたことがとても詳細に出てきます。
これは収容所でドイツ兵がいなくなってからのあとの話もでてきます。淡々と書かれているので、映像化したらかなり凄惨な部分も、まあなんとか読めます。この続編「休戦」は、故郷のイタリアまで変える話です。
Netflix映画で、ジョージ・クリーニ‐の監督・主演「ミッドナイト・スカイ」の原作です。
世界が住めなくなって、みんな地球外に脱出してしまい、極地の天文台に老天文学者が一人残っている。一人のはずなのに、その天文台に小さな女の子が一人見つかり、共同生活に。同じ頃、惑星探査に出かけた宇宙船が地球への機関の途上にある。
地球に連絡をとるも反応なし。地球が大変なのことになったとも知らないで、そのまま帰ってくる。その中のひとりは、天文学者の別れた妻と娘のうと大きくなった娘。
Netflixやってなくても、おおまかなあらすじ、YouTubeで見れます。
かなりの感動作。
★★★
最近の「ブラタモリ」のことは出てきません。民放の人だから、NHKのことは情報がないのかも。
残念なことは、料理の方もタモリさんはすごく達人だといわれているし、ネットにはタモリさんのレシピが色々でているんですが、その話は一切出てきません。でも、読みやすくて時間が潰れます。
一緒に、祖国をめざす捕虜仲間がユニークなキャラがぞろぞろいて、戦争よりもそのキャラが面白い。映画化されて、「遥かな帰郷」というタイトルで、今Amzon Primeで見れます、というか見れるようです。まだ見てません。★★★
原題は、「The Institut」(研究所)、アメリカでは年間80万くらいの子どもが行方不明になっているのだそうで、そういう子どもの中でも特別な能力のある子を誘拐してきて、訓練して極秘の暗殺に従事させたりというそういう施設から逃げ出す話で、「約束のネバーランド」にも少し似ています。ラストは、かなり派手なアクションシーンが続きます。映画化ねらっているかも。
★★★★
宮部みゆきの「ブレイブストーリィ」とよく似ています。子どもたちが現実で出会ったとても困難な問題を、別の世界の中で解決して、それを現実に持ち帰るというお話です。「かがみの孤城」ではそれが7人と数が増えている上に、二段三段四段と、ミステリのどんでん返しが中盤から最期まで続いて、最後の最後のページまで、圧倒されます。謎解きの中に、予想もしなかったようなひねりが加わっていて、心が震えます。
★★★★
ベットに寝たきりで、目の動きで会話してた主人公も車椅子で、自分でパソコンで検索もできますし、こんな自分が結婚して幸せにしてやれるだろうかと悩んでいたアメリア・サックスとは結婚して一緒に住んでいるし。
幸せになっちゃったんですよね。作家もシリーズは爆売れで、作風もパターン化してます。
★★
マーダーボットは、殺人ロボットという意味ですが、人間並みのAIを備えた警備ロボットです。自分のことを「弊機」といいます。読み終えると、心がほんわかしてくるような作品でした。女性作家ってこともあるんですけどね。
競馬ではあるんですが、フィールドではなく野外の耐久レース。
馬のマラソンみたいなものです。60kmとか80kmとか。それに出場する小さな少女のお話。
かなりの感動モノ。いじめとか父子家庭、職場のなやみとか絡めて、映画化はされていないようです。
宮本輝の「優駿」に似ています。
SFといっても科学的なというのはありません。日本が東西に分裂、西側は、貴族、平民、奴隷といた納税額に寄る階級社会で、四国が奴隷による生産地区。恋人カップルが、大学を出てこれから社会人というところで、身内の不幸で広島に里帰りした彼女が、西から出られなくなって、東西に引き裂かれたカップルの運命を巡ってお話が進んでいくというもの。かなり後味の悪い物語です。
職場で、セクハラを咎められて針のむしろにっておっさん、定年間近での人。
定年後の生きがい探しで、困ってる人、高齢者のいろんな挫折や壁を扱った連作。
1つ目の話の脇役が、次の話の主人公みたいな感じでつながっていくお話。
PHPからでているものなんで、人生を考える足しにみたいな小説でした。
雰囲気的には、アメリカ海兵隊バンザイみたいな小説なんですが、ハインラインはイギリス人です。
これを多少捻じ曲げて映画化して、総スカンを喰らったポール・バーホーベンって監督は、「ロボコップ」の監督でもあるんですが、オランダ人です。どちらも、アメリカ絶対主義正義じゃ~の人ではありません。
旧訳版をなんどか読んだことがあります。第二次世界大戦が終わって間もない頃の宇宙を舞台にした、人類とバグの戦争の中での、機動兵士の物語。今風に言うと、パワードスーツを着用した海兵隊みたいなものでしょう。
軍隊賛美がね今のような時代になってみると、かなり鼻につきます。
映画化されて、「スターシップトゥルーパーズ」になってますが、映画の方は評判かなり悪いです。最後まで見たことがないんですけど。
これ面白いです。こんなふうになっているというのは、なかなか知り得ない山小屋の裏側は、う~ん、奇々怪々なんですねえ。表紙絵も良いです。これがなんと、あのまかないさんによく似ています。不思議な感じです。
吉玉さんは、noteのサイトでエッセイを連載してます。一部有料記事のようですが、かなり読めます。面白いです。山小屋時代に仕事で知り合って結婚した旦那さんとは離婚したようです。現在は、町田在住だとか。ウェブエッセイには、町田の話も出てきます。よく分かります、僕も町田住んでいたので…