談話室(3)
- 2018/07/20 20:26:23
投稿者:のめ
談話室(2)が満室になったので、談話室(3)を作りました。
以下ちはやさんのオリジナルコメント。
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「どなたもどうかお入りください。決してご遠慮はありません」
のんびり、適当につぶやくところです。
目指すは超遅延チャット♪
話題は特にこだわりません。
アイディアすごいですね
今は、映像は、3も読み終えてからにしたいかな・・・
テンセントビデオで放映された三体は、「地球往事」三部作の第一作の三体のドラマ化。
(日本ではWOWOW、その後Amazon Prime Videoで放映)
全30話で、原作に忠実に科学的説明もきちんと描写された人間ドラマに仕上がっている。
一方、Netflixで放映された三体は、「地球往事」三部作のダイジェスト版のようなドラマ。
全8話であり、舞台はイギリスになっており科学的説明などは簡略化されたストリー展開がメイン。
科学は経験的には検証できないという「帰納主義の七面鳥」の話などは省略されている。
帰納主義の七面鳥
七面鳥の彼は、七面鳥農場の朝9時に餌を与えられたことを発見したが、彼は帰納主義者であり結論を急ぐことはなかった。
彼は暖かい日と寒い日、雨の日と晴れた日など餌を与えられた場合の様々な状況の観察を大量に行った後、ようやく帰納的な推論を実施して「私はいつも朝9時に餌を与えられる」と結論づけた。
しかしながら、この結論はクリスマスイブの朝に彼が餌を与えられずに喉を切られるという方法で偽りであったことが示された。
真の前提を持つ帰納的な推論が偽りの結論を導くこの比喩は、バートランド・ラッセルによって考案され、その後カール・ポパーによって再形成された。
余談
物語のキーウーマンである葉文潔の字幕表示とドラマ内でボードに書かれた名前の叶文洁、この違いが簡体字かと気づくまで最初は?だった。日本人である私は名前の表記を日本語訳した葉文潔と思い込んでしまっていた。
我々の日常生活は常に帰納法に頼っており、行動や周囲の環境との相互作用の結果について予測する。帰納法がなければ、将来が過去と同様である理由がなくなり我々の世界は混沌化してしまうが、これが現代社会かも?
原作は、SF分野の最大の賞であるヒューゴー賞をアジア人作家として初めて受賞した劉慈欣さんのSF小説「地球往事」三部作。
小説のほうは2020年に第一部を読んだあと続編を読んでいないが、続編はこうなったのかという感じ。
SF小説といってもかなり人間臭い物語なので、オタク以外も楽しめると思う。
タイトル三体に示す通り、三体問題などの知識がないとわからない点も出てしまうが、人類の知識をこえた存在に対して人類はどのような対応をとるか(とるべきか)という視点でみると興味深い。
三体問題の計算に、算木を膨大な数の人間で構成したような人間コンピュータも描かれているが、劉慈欣さんの短編小説「円」では、円周率の計算に使われる。使われた理由が何と!興味がある方は是非「円」を読んでみて。
ところで、地球外知的生命体探査 (SETI) は1960年にオズマ計画が始まってからそれなりに時間が経過したが、そろそろなにか見つかるのだろうか?
https://www.bbc.com/japanese/features-and-analysis-66979954
昨今はAIの進歩がすさまじいようだ。5/26の朝日新聞でも一面記事。
三体でも、11次元構造の陽子に膨大なエネルギーを与えて2次元構造に展開して集積回路を乗せた智子(ソフォン)が発明されるが、まさにAIのお化け。こんなものが完成したらハイパーオブジェクトとなってAI支配の世界になるかもしれない・・・
続きも買って読みます!
旧訳(松本零士氏の表紙によるハヤカワ文庫)は一切(なぜか)読んでいませんでした。
今回初めて拝読し、男心を擽る展開や、背後に潜む神の匂わし方(神話ね)に目が眩み、
あわててamazonで旧作の3部作を取り寄せ、読み比べをしているところでございます。
ボルヘスさんは知っていました。というか、放棄していました。
永遠の命が与えられたなら、なんの躊躇いもなく未来永劫の司書の重責の任を果たす
栄誉(それは栄誉なのか?)を受けていたのかもしれません。
フネスが不死だったら!彼の願いは書籍を愛する全ての人の願望かもしれません。
(一部意味不明)
ノースウエストスミスはダーティな英雄としてバディの助けを受け、天翔けます。
そして、作品中には今我々が住んでいる21世紀でも重大なジェンダー
関係の問題が存在します。もっとお互いゆるかったらいいのにね。
突然の投稿をお許しください。
ちはやさんの永年の御努力に感謝しながら、2番目の投稿ボタンをクリックします。
(1番目は何故か電子のシステムの涯に消えてしまった)
ネット系の配信サイト:NetflixやAmazon Primeは、
面白そうな独自のSF作品を映像化しますね~。
corra様の言われている「海竜めざめる」も映画化してほしいものです。。。
https://nazology.net/archives/84359
巣ごもりの生活の中で見つけたAmazon prime TVドラマ。
シーズン1からシーズン5まで55話を一挙に見てしまいました。
1月27日にシーズン5の第9話が放映され、続く第10話の放映は2月3日の予定。
原作はLeviathan Wake。でも作者のジェイムズ・S・A・コーリイって誰?
実は、タイ・フランクとダニエル・エイブラハムという2人の作家の共同ペンネームだそうです。
二人はこのTVドラマの脚本も一部書いています。
人類は太陽系にその版図を広げ、地球、火星そして小惑星帯に移住した。
そして内惑星に住む地球人、火星人そして小惑星帯の低重力下で生まれたベルターと呼ばれる人間のグループが発生。
水のない小惑星帯に住むベルターは氷運搬船で運ばれる水が命綱であり、水という生殺与奪物質を握っている内惑星人に資源(小惑星の鉱物)を搾取されている。
別世界に住む人間に対する差別意識が、人類の悲劇を招くというお話です。
ハインラインの小説にも似た話があったような。
物語は氷運搬船カンタベリー号が救難信号を受信したところから始まります。
ところが救出に向かったカンタベリー号は、謎の宇宙船に攻撃され破壊されてしまう。
生き残ったカンタベリー号副長ホールデン(主役その1)と数名の乗組員は、仲間たちの復讐を誓う。
一方、小惑星ケレスの刑事ミラー(主役その2)は離婚が原因で酒浸りの日々を送っていたが、小惑星帯で行方不明となった富豪の少女の捜索に生きがいを見出す。
ホールデンとミラーはやがて出会い、異星人の遺産プロト分子が構築したリングも登場(まるでスターゲイト)。
ベルターの独立運動や宇宙艦隊の戦闘シーンも多数あり、スペースオペラとしても面白いですよ。
ホールデンの乗る宇宙船の名前はロシナンテ。
エンジンはエスプタイン・ドライブという核融合エンジンです。
https://www.youtube.com/watch?v=hz7jETrejCQ&feature=youtu.be
宇宙船や小惑星帯の宇宙ステーションの名前は、結構意味深です。
そして中国資本の影響が・・・日本の影は薄くなったなあ。
ホールデンの恋人の名前はナオミ・ナガタだけど日本人には見えない・・・
今回は芥川賞含めて(珍しく)
追って行きたいと思います。
ちょっと調べてみたけれど、馳 星周「少年と犬」は、
犬が多くの人に出会いながら旅をして、元の飼い主の少年の所へ帰ってくるという、
ハートウォーミングなお話みたい。。。
昔のテレビドラマ「名犬ロンドン」みたい、という評価がありました。
ちなみに「名犬ロンドン」は、ワタシ、見たことありませ~ん(苦笑)。
調べているうちに、検索に引っかかっただけです!!(テヘペロ)
少なくとも中身は、
バイオレンス満載のハーラン・エリスン「少年と犬」とは、全然違うみたいです!
(微笑)
どうなんでしょうねー。。
でも~~、「少年と犬」と聞くと、
SFファンなら、
ハーラン・エリスン「少年と犬」(「世界の中心で愛を叫んだけもの」に収録)
を連想します~~。(笑)
まあ、核エネルギーはある面、まだ完全に制御できているとは言えない気もしますけどね
それほど大したことないみたいです(↓)
https://list25.com/25-famous-predictions-that-were-proven-to-be-horribly-wrong/
(スイマセン、英文です。。。)
核エネルギーは操作不可能、宇宙船は大気圏外では飛べない、
コンピュータを家庭に備える者はいない、高速鉄道の乗客は窒息する、
潜水艦に実用性はない、コピー機など売れっこない・・等々。
アインシュタインや、H.G.ウェルズ(SFの父)、ケルビン卿(19世紀英国科学界の主)、
ケン・オールセン(コンピュータメーカーDEC社の創始者)など
錚々たる人々でも、未来は読めないということかも~~???(苦笑)
→https://www.nicovideo.jp/watch/sm7927593
ウルトラマンが映画化されるそうです(↓)。
https://shin-ultraman.jp/
公開は2021年。今度のウルトラマンはカラータイマー無しとのこと。
製作スタッフは、シン・ゴジラ制作のあの方々(汗)。
初めてアメリカSF界の大賞「ヒューゴー賞」を受賞した
「三体」 by 劉慈欣
が日本語訳で出版されるそうです(↓)。
https://www.hayakawabooks.com/n/n2b01e00e07a1
中国のSFに興味ある方は、是非ご覧くださいませ。
「ファースト・マン」(↓)が、2019/2/8に公開。
https://firstman.jp/story.html
月に最初に降り立った人、アームストロング氏が主人公だそうです。
宇宙開発の歴史に興味ある人は必見!
SFマガジンに連載中でしたのに。
ご冥福をお祈りいたします。
今度は、ラドン、モスラ、キングギドラも登場(↓)。
https://bit.ly/2U0Op57
更に2020年には「ゴジラVSキングコング」が公開らしいです。。。
小栗旬も出演とか・・。
ハリウッド、ニッポンの怪獣キャラに、
どのくらい使用料を払ったのかしら?
まさか、無断使用じゃないよね??(汗&疑)
博士の遺品を、クリスティーズで競売にかけているとか・・。
https://www.nikkei.com/article/DGXMZO36799220T21C18A0CR0000/
偉大な科学者なんだし、ケンブリッジに「ホーキング記念室」を作って
遺品を保存しておくのがイイと思うけどね~。
「オウムアムア(Oumuamua)」ですけど、
やはり、こんな事(↓)を言う宇宙物理学者が出て来たようです(微笑)。
http://www.afpbb.com/articles/-/3196517?cx_part=top_category&cx_position=1
それを掲載する学術雑誌があるのもスゴイ!(微笑)
読了。
何を書いてもネタバレになりそうなので、帯の惹句を。
「神狩り」以来42年ぶりの新人デビュー作での
星雲賞受賞
あと、カバーイラストは当てにしない方が良いです^^;
世界中の磁場が乱れて高緯度地方にオーロラが出たりします。
ニュースによると7月22日の地磁気活動はやや活発で、太陽風速度はやや高速な460km/sから高速な570km/sの間で推移。この間、地球の磁場強度はやや強い10nT前後から弱い4nT前後へ緩やかに下降。太陽面の北半球の西45度付近をコロナホールが通過した影響のようです。
その結果、南極の昭和基地でみごとなオーロラが観測されました。
http://swnews.jp/2018/fig/1807221343_exfig_1.gif
注)
太陽のコロナホールは、コロナの平均よりも冷たく密度が低い領域であり、開いた磁力線が密集した単極に繋がっています。
太陽面の表面にコロナホールが位置すると、この影響(太陽風)が2~3日にかけて到来し、地磁気が乱れる可能性があります。