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SFマガジン 2011-5月号 「エインダのゲーム」コリイ・ドクトロウ 面白かったです。^^ タイトルはもちろん、「エンダーのゲーム」を もじっている。 12歳の少女、エインダがのめりこんでいるゲーム。 そこにも、搾取が存在していた!!!
終章が、3編もあって、ビックリ。!!!
http://www.nikkei.com/article/DGXZZO87433580Z20C15A5000000/
映画と原作で、設定こそ共通しているものの中身は違うものが結構ありますね。
名作といわれるものは、監督と作家それぞれの主張が鮮明でどちらも楽しめます。
ところで、このSF映画ベスト10のなかの原作は何冊読んでいるだろう^^;
皆さんはどうですか?
近未来を舞台に、タイムループに捕らえられた兵士が目的を達成するまで死と復活を繰り返す桜坂洋さんのSFライトノベルが原作です。ところでタイムループのSFの傑作は、萩尾望都さんの「銀の三角」だと思います。
「銀の三角」は、かなり昔のSFマガジンに連載されたSFマンガです。
人間の再生が可能となった中央都市のある星系と、そこに属さない辺境の短命種の星系。
中央に属する歌手ルルゴー・モアは、訪れた都市でラグトーリンの歌う祈りの歌を聞き、辺境の地で祈りを歌うエロキュスとなる。この歌が辺境の星系の変動要因を増加することを知った中央の保安局のマーリーは、エロキュスを消そうと彼女のコンサートで暴動を起こし、暴動に巻き込まれたエロキュスは死んでしまう。
ラグトーリンの歌う祈りの歌は、かって存在した銀の三角という星に住んでいた種族の古い音楽だった。
銀の三角の種族は、時間に対する特殊な能力を持っていたが、その能力のために狩られ自らの能力封じを行った。
生殖能力の弱かった銀の三角の種は、この種を存続させようとした短命種の星系の住人の中に痕跡を残し、やがてその能力を持つ子が王子として生まれた。父親である王は、金色の目を持つ王子を異形のものとして忌み嫌い、日々殺すのだが、王子はタイムループを繰り返して復活する。自分が一生父親に殺され続ける運命を悲観した王子は、やがて自分の時空軸を破壊し自殺する。
この自殺によって生じた時空の歪みは大きなものとなり、歪みのもとを消すべく未来からやってきたのがラグトーリンだった。いろいろなパターンを試しながら歪みを消そうとするラグトーリンは、エロキュスの音楽による変動を阻止しようとしたマーリーを殺す。
死亡したマーリーは、 中央政府によって再生され復活するが、エロキュスの記憶コピーが紛れ込んでしまう。エロキュスの音楽により時空の歪み消滅を行おうとするラグトーリンによるエロキュスの復活だった。そのため復活したマーリーはもはや保安局のマーリーではなく、エロキュスとなった。中央政府は次のマーリーを復活させるが、ラグトリーンはこのエロキュスを使って時空の歪みのもとを消すことに成功する・・・
ざっとこんな感じですが、興味を持った方は是非原作に触れてみませんか。
いまさらですが、星野之宣の『2001夜物語』を読みました。
こんなトントン拍子に宇宙進出が進めばいいのになあ…。
マジで?! となる展開続出ですが一気読みしてしまいました。
マンガならではのイマジネーションの現出に幻惑されました。
特にアルゴルⅡの氷原に昇りゆくペルセウス座二重散開星団のゾッとする美しさ!
作者の想像力に敬意を表したいですね。
最初とっつきが悪いけど、上巻の半ばくらいからは、一気に読めます。
新世界までの歴史や生態系などの設定の緻密さは、すごいものがありますね。
あの「ねじまき少女」の作者の短編集です。
ねじまき世界につながる作品もありますが、よりSFらしいアイディアに溢れた作品もあります。
近未来サイバーパンクなのでここに入れても大丈夫なはず。
ツイッターでリアルタイム翻訳したものを、書籍としてまとめたものであり、
原作のぶっ飛び感を残しているような翻訳なので、好き嫌いは分かれると思いますが
純粋に面白かったです。
かなり勢いがあるので、身を任せられることが出来たらはまることでしょう。
これでアナタもニンジャ!
サイバーパンク苦手なぼくには、ちょっと読みづらかったです。
面白い設定もガジェットもあるし、魅力的なキャラもいるけど、
全体としては、もうひとつな印象でした。
なかなか凄い小説だと思います。
感想はブログに書きました。
読了しました。
関連の受賞は多数ですが、
SFという先入観を持たずに読んだほうがいいかも。
第4巻が発行されたらしいですが、3巻まで読みました。
お風呂最高!^▽^ノシ
「藤子・F・不二雄 SF短編集①~④」(中公文庫 コミック版)
藤子・F・不二雄ミュージアムが9/3(土)開館らしいですが、
「ドラえもん」だけでなく、こういう短編に関しても展示していて
欲しいです。
主人公は高校4年生。政府の陰謀に、戦う高校生。
もちろん、スーパーマンではありません。恐怖やみじめさ、挫折を
味わう中で、大人である親の援助も受け入れます。恋もね。^^
巻末に、各章冒頭の書店への献辞があります。
本好きが、感じられます。^^
懐かしいノリにちょっと現代風刺の混ざった軽快なスペースオペラ。
著者のテディ(ルーズベルト大統領)への愛が、よーくわかりました。
古代地球の稀覯書マニアでディケンズ狂の異星人が登場する2巻がより楽しかったです。
次巻も続いて邦訳されますように。
「トリポッド」は、私も昔に読みました。
完成度の高い、面白い作品ですね。^^
「集会(「10月はたそがれの国」収録)」にはじまる「一族シリーズ」の短篇を紡いで、
序章と最後の1編を加えて長編に仕立てています。
チャールズ・アダムスの表紙の装丁もとても素敵です。
「1 襲来」(後日書かれた前日譚)、「2 脱出」「3 潜入」「4 凱歌」(三部作)
ジュブナイルSFです。児童書としても一級ですが、少し古さを感じます。
邦題はキレイに並んでいますが、1巻は最後に読むか、なくてもいいです。
子供のころ3部作を手に取ったような気がするけれど、まるで思い出せませんでした。
表紙のアレキサンダー大王に惹かれて購入。ダン・ブラウンさんの「天使と悪魔」もどき!?
オカルト好きの方にオススメします。聖骨にまつわる衝撃の事実が判明していくにつれ一般読者は退いていくかも・・・金のエネルギーって金原子核線を思い出してしまった^^;
本来は4/1限定ですが、金原子核線に興味のある方はこちらへ
http://www.tenmou.net/forum/alaska-rr/research/au.htm#21
『さよなら、星のむこうへ』『あの星への切符』『いつか、星にほほえみを』
科学考証がないからか、裏表紙の説明にファンタジーと書かれているけれど、
せめてSFファンタジーくらいに・・・。
良質な児童書で、子供の社会科学系SF入門にもいいと思います。
故郷への帰還を目前にしたオーミンガット星の地球観察員の3家族の
10代前半の3人の子供たち、オーミンガット星生まれの少年、
故郷を知らない宇宙船生まれの少女、地球人とのハイブリットの少年が、
各巻の主人公です。
レイ・ブラッドベリの中編を2つ読みました。
『どこかで楽隊が奏でている』は異世界のような街に迷い込んだ主人公の不思議な話。
『リヴァイアサン(巨鯨)』はメルヴィルの小説「白鯨」をモチーフにしたもので、
漁船の代わりに宇宙船で冒険するものです。
どちらの話も、とてもおもしろかったです。