自分以外のものを愛することは、結局、自分自身を知ることに他ならない。自分自身を知ってもなお、他者の不在を痛感するのなら、その者こそが自分にとって必要な他者。自分の欠けた一部であろう。
✪マークはメルヘン・ファンタジー・人間模様の小話でし
自分以外のものを愛することは、結局、自分自身を知ることに他ならない。自分自身を知ってもなお、他者の不在を痛感するのなら、その者こそが自分にとって必要な他者。自分の欠けた一部であろう。
知らない人から好かれるのは嫌だけど、顔を見て考え直した。好きな顔だったから。顔って何だろう、顔の力ってあると思う。強いと思ってた意志も、ついふらふらとぐらりとゆれる。・・・・こんなことから人生って、狂っていくのかな~~~~(*ノωノ) 。
何やら珍しい菓子が送られてきた、金花糖と呼んでいた菓子である。砂糖を水でとき、型に流し込んで白く固める。鯛焼のようにふたつをはりあわせ、食紅などでピンクや緑の色をさす。中は空洞で尾かしらつきの鯛や招き猫、ハマグリやお神酒徳利などのめでたづくしである。中にはハイハイする赤ん坊をかたどったものもあった、...
空を見上げると大きなカラフルな丸いものが、アドバルーンである。これは明治時代に日本人が考案した広告形態である。大正時代より、実際に宣伝として使われるようになった。浮揚員という仕事がある。風の様子を見ながら、バルーンを揚げたりさげたりする。バルーンが45度以上傾くと、おろさなくてはならない決まりがある...
PCのマウスが壊れた、かなり使い込んでいたので寿命のようだ。ちょっと気分を変えて大きな家電ショップに足を延ばす。川を渡る電車に乗りこむ、冬の陽が射しこむ車内を鉄橋の影が走り抜ける。腰かけた膝の上へひとかたまりの綿を抱えた女性、軽く上紙をかけてあるがふわふわと揺れている。窓の外には鳥居が見えた、あぜ道...