Nicotto Town



ブログふっかーつ!!
そんな訳で、書きたい事を書きます。

それだけです。

お涼の活躍6 男与一(忍者物語)其の26

お涼は月明かりの下、

草壁に寄り添って目をつぶっている与一を見つけた。

お涼も与一の傍に寄り添って休もうと

与一の傍に寄ってぎょっとした。

返り血で与一の顔も服も手も黒かった。この人もあの中に居て、

どれだけ危険な事をしたのだろうと

涙が止まらなかった。私のせいだ。私が此れを引き受けたか...

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お涼の活躍5 恐怖と不安(忍者物語)其の25

下では次から次と降ってくる味方の血だらけの
しかも使い手が切れている死体にぞっとした。大勢の手練れ集団が上に潜んで居たと判断せざる得ない。
「ひけーっ!ひけ!ひけ!ひけーっ!」

むんずと馬の返すと凄い勢いで引き返し始めた。
其れを見て、歩兵達も我先にと逃げ出した。どどーっ、どどどどっどどっと馬が砂...

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お涼の活躍4 現場(忍者物語)その24

上に上がってきた侍達が驚いたのも無理は無い。

其処に居たのは農夫の姿と職人の姿、地味な着物の女、町男。

侍などは一人も居なかったのである。しかし鍬、鎌、鉈を持った連中の前に明らかに構えが違う男達がが数人いる。

しかも槍の構えは若いが手練れた者の構えである。
更にその男は目立たぬ様に小太刀を指し...

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お涼の活躍3(忍者物語)その23


お涼が城下町の中へ行くと大変な状態になっていた。
すでに女山は関所は前に隣の国に出城を作って攻めてきた
立原軍との戦いが始まっていた。その付近の村人には身一つで急いで男山に逃げろと回って
其れが広まって男山への道は人でごった返していた。男山には与一と正太と佳代が

それぞれの忍者と待っていて男達を...

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お涼の活躍2(忍者物語)その22


お涼は早朝に家を出た。昼前にはお涼の以前雇ってくれていた国との関所についた。

身分を言って大工道具をあらかた持って行かれた事。前の戦いで家が壊されて壁も屋根も壊れていて雨も風も防げない状態。赤ん坊がいる事。少しでも釘を貰って穴だけでもふさぎたい事。国内の惨状を知っているだけに、意外とすんなりと関...

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