キラとニクラの大冒険 (4)
- カテゴリ: 日記
- 2023/09/21 10:03:48
奥にもうひとつ部屋があるらしく、ニクラは奥に向かって声をかけた。
セイゲンさん!
お邪魔します!いますか?
ニクラが何度か声をかけると奥の部屋からごそごそと音がして、老人が出てきた。
キラはその老人を見てひるんだ。
老人の身体は極端に小さく、キラとニクラよりも背が低かった。
背中がへんなふうに折...
おれはよく浜辺や森の中、あるいは道端などで、落ちてるものを拾う。例えば、どんぐり、ボタン、貝殻、石、ちびた鉛筆、鳥の羽根、何かの部品、錆びた釘、などなど、ちょっと自分のセンサーに引っかかるものなら何でも。そして、それをコレクトして、部屋の棚の中にしまってある。
そんなふうに集まった自分の棚の中にある記憶や思い出、もしくは、新しい体験や、これからしたいことなんかをみなさんにシェアするブログです。
奥にもうひとつ部屋があるらしく、ニクラは奥に向かって声をかけた。
セイゲンさん!
お邪魔します!いますか?
ニクラが何度か声をかけると奥の部屋からごそごそと音がして、老人が出てきた。
キラはその老人を見てひるんだ。
老人の身体は極端に小さく、キラとニクラよりも背が低かった。
背中がへんなふうに折...
キラは驚いて、言った。
ニクラはこんな難しい本まで読むのね。
ううん、そんなに難しくないんだ。ゆっくり読めば誰にだってわかるさ。それに、ぼくたちが知らない面白いことがたくさんかいてあるんだよ。
ニクラは本をキラに見せた。
そのページはこの地方についての記述で、町の成り立ちや歴史、宗教や自然、そ...
昨夜、ニクラが叔父に殴られていた頃、キラは2階のベランダから月を見ていた。
キラの両親は二人とも教師だった。父親はキラの通う学校の校長で、県の教育委員会の委員長も務めていた。
この国で学校教師というのは医者や政治家のような高い階級で、よほどの成績で高級大学を卒業した者しかなれない職業だった。
高度...
みなさん、こんにちは。週末、いかがお過ごしですか?
あ、てゆうか、日本はもう、月曜日か。
今までいくつか、小説を載せてきたけど、長めのやつは、未完のが多くて、読んでくださる方々に申し訳ないな〜。。と思っていました。なので、今回から連載する小説は今までよりもかなり長い長編小説なのですが、第一章、第二...
今日は指紋を取りに行ったの。仕事先の都合で、指紋を取らなきゃいけなくてね。そういえば、おれ、最近、指紋取ったり、なんかの証明書作ったりとか、多いな〜。アメリカで働くってそうゆうことがまあまあある。まあ、職種にもよるけど。
そうゆう公的な場所に行くと、おれはいつもその時になるとちょっと緊張しちゃう。こ...