冷たい火が 胸で燃える
甘いはずの想いに
小さな砂粒が混ざる 笑顔の奥に咲くトゲ
触れたいのに
血が止まらない
冷たい火が 胸で燃える
甘いはずの想いに
小さな砂粒が混ざる 笑顔の奥に咲くトゲ
触れたいのに
血が止まらない
薄墨の夜を裂き
風ひとすじ、衣を撫でる 静けさに咲くは
蓮か、それとも
己が胸に灯る ひとしずくの慕情か 経の声は 水のように
音もなく流れゆき
ただ、ひとり
灯明のかげに 影を伏せる 世を離れ 肉を捨て
なお なお
美しきものに心惑う 指先に触れし 塵ひとつ
それさえも 愛しき刹...
3年前に死んじゃった・・・https://www.youtube.com/watch?v=hO26TapPBl0
泣ける。°(´ฅωฅ`)°。
最初はよくあるバディものかと思ってた。
黒人の天才ピアニストと、粗野な白人運転手。性格も育ちも真逆。なのに、南部をツアーで一緒にまわることになる。 南部って、当時はまだ黒人差別が色濃く残ってた場所。
ホテルにも入れない、食事も別、演奏しても拍手はされるけど、扱いはひどい。
でもピアニストのドク...
夜が壁を這ってくる
時計の音だけが
この部屋の時間を信じている カーテンの隙間に月の骨
うすい影が
私の輪郭を なぞっては消す 声を出せば、沈む
沈黙は ここでは王だ
名もない感情たちが
椅子の上で膝を抱えている 独り――
という名の
柔らかい檻 誰も触れない
けれど誰より...