キラとニクラの大冒険 (39)
- カテゴリ: 自作小説
- 2023/11/01 11:24:02
キラは手をふりながら、ぱっぱっぷすのほうへ泳いで、すぐに近くまで来た。
ぱっぱっぷすは、大丈夫だったか?!キラ!!と、大きな声で言ったけど、やはりその声はほんの少ししか聞こえなくて、このままでは話ができなかった。
キラはぱっぱっぷすとこすもすにすぐ隣に近づいて、ツキとこすもすの二つの空気の玉をひとつ...
おれはよく浜辺や森の中、あるいは道端などで、落ちてるものを拾う。例えば、どんぐり、ボタン、貝殻、石、ちびた鉛筆、鳥の羽根、何かの部品、錆びた釘、などなど、ちょっと自分のセンサーに引っかかるものなら何でも。そして、それをコレクトして、部屋の棚の中にしまってある。
そんなふうに集まった自分の棚の中にある記憶や思い出、もしくは、新しい体験や、これからしたいことなんかをみなさんにシェアするブログです。
キラは手をふりながら、ぱっぱっぷすのほうへ泳いで、すぐに近くまで来た。
ぱっぱっぷすは、大丈夫だったか?!キラ!!と、大きな声で言ったけど、やはりその声はほんの少ししか聞こえなくて、このままでは話ができなかった。
キラはぱっぱっぷすとこすもすにすぐ隣に近づいて、ツキとこすもすの二つの空気の玉をひとつ...
3人は次の日も朝からすばるからくりの練習をすることにした。
ぱっぱっぷすは昨日の夕ごはんのときにはもう機嫌がなおっていて、魚や蜂蜜パンをもりもり食べていた。
3人はすばるからくりを波打ち際に置くと、ツキとイルカはすぐに動きだした。
でも、ぱっぱっぷすのこすもすはやっぱりまだ動かなかったので、キラ...
ここ数日、素敵な女の子に会ってお食事したりする機会が2回続いた。
まあ、デートってわけじゃなくて、おともだちね。
一人の子は、とっても若くて大学生。アジアの国から留学&インターンでNYに来ていて、あと半年くらいで国に帰る予定。とっても良い人で、可愛い。一緒にいて全然嫌じゃないんだけどさ、おれはそんな...
それは言葉でも音でもなくて、耳のうしろのあたりに感じるものだった。
キラは、はじめなんだかわからなかった。
痛くはなかったけど、少しくすぐったいような感覚で、ツキが動く方向を感じ取れた。
キラは、すぐにこれがすばるからくりと意思がつながるということなんだ。と、わかった。
キラはためしに、頭の中で、...
となりの小さな入り江まで行って来たんだよ。そこまでずっと海底の砂浜が続いてるんだ。
と、ニクラが言った。
そこで、ニクラが組み木の上にある蜂の巣に気づいてキラに聞いた。
この蜂の巣、どうしたの?キラが採ってきたの!?
キラが、こくんと頷くと、ニクラもぱっぱっぷすも驚いた。
こんなに大きな蜂...