人との出会いはキリがないね。
もしかすると恋もキリがないね。
でも、わたしは決めたから。
✪マークはメルヘン・ファンタジー・人間模様の小話でし
挨拶をして、人と食事して。たわいのないことでも笑えて、時間を忘れて話をして。そんな時があるから、つらいことも忘れられる。
ひんやりとした裏道をぬけると、私の行きつけの店がある。扉を開けるとスマートボールのゴロゴロの音、思わず2ゲームほど遊んでみる。奥にはビリヤードの台が並んでいるが、誰もいない。お酒を飲みながら素手でボールを転がしてみる。ナインボールの台だけが、光だけ揺れてちぎれてざわめいている。ふりむいた私の顔は十代...
「何してた ?」と悪友から電話、「ボーっとしてた」と答えたが。旅について考えているうちに微睡の中にいた。今はたくさんの時間があるから、本を読んで旅をして観光もせずに買い物もしない。そんな旅を考えてた。眠気を覚ますのにと街へ出た、街のざわめきは風に飛ばされて少し寒い。たくさんか・・・、たくさんの人・た...