線は走る
広げた紙の上を
線は走る
近づけた顔の前を
握られたクレヨンと
熱い眼差しを背負って
線は走る
どこまでも広がる
想いを乗せながら
線は走る
広げた紙の上を
線は走る
近づけた顔の前を
握られたクレヨンと
熱い眼差しを背負って
線は走る
どこまでも広がる
想いを乗せながら
雀の声が聞こえる
カーテンの向こう側
少し明るくて
雨の音は止んでいる
そっと開けてみれば
一面の白
少し冷たい風が
ゆっくりと掃って
一日の始まりを
そっと教える
空が紺に染まるとき
部屋の明かりは眩しく見える
それまでどこかに
いたのだろう
星の明かりが見えるまで
コウモリたちが羽ばたいた
外灯が眩しく照らす頃
空はすっかり夜の色
風が運んだ仄かな香りは
木々にこもった花たちか
そっと息を吸い込めば
時の経つのを忘れそう
...
晴れ渡る
空を見れば
あったことさえ
信じがたい
一瞬の通り雨
いちどきに
やってきて
すっかりと
空気をかえる
友だちと会って
食事しながら
他愛の無い
話をする
仕事のこと
ニュースのこと
趣味のこと
遠慮なく言い合ったり
笑い合ったりするうちに
いつしか悩みもほぐされて
こころが元気になっている
気心知れた
会話のチカラ