2011.5.13.風
- カテゴリ: 日記
- 2011/05/14 07:05:27
昇り始めた日と
静かに歩み出す朝
ひんやりとした空気が
山の木立を抜けて
目覚め始める町の中に
不意に降りてくる
冷たくも柔らかな感触を
少しだけ残しながら
そっと走り抜けてゆく
雲の掃われた空は
少しだけ眩しい
昇り始めた日と
静かに歩み出す朝
ひんやりとした空気が
山の木立を抜けて
目覚め始める町の中に
不意に降りてくる
冷たくも柔らかな感触を
少しだけ残しながら
そっと走り抜けてゆく
雲の掃われた空は
少しだけ眩しい
足早に過ぎる
忙しなさの傍で
ゆっくりと雨が
しっとりと舞う
繰り返される水滴の音は
優しく耳に届き
急ぎがちな足を
そっとなだめる
夕暮れの近い
雨の降る日
蒼い空から落ちてくる
沢山の水を蓄えて
水面に触れる川岸の
緑の葉っぱを揺らしつつ
行き交う人の姿さえ
映す間もなく足早に
西へ西へと流れていく
雲の向こうに隠れてる
姿の見えない夕焼けに
向かって走る雨の川
眺める者の思いを乗せて
明日へ明日へと運んでいく
ねずみ色が集まって
空がだんだん暗くなる
水たまりが繋がって
広場に川が流れだす
川と川との間には
土の小島ができあがる
辺りにすっかり拡がれば
水を溜め込む雨の池
贈られてくる空からの
雫の集まる雨の池
少し冷たく
頬を横切り
吸い込めば
朝露の香り
目を閉じて
音を聞けば
草を揺らし
吹き抜ける
全身で受け
心を静める