あの時、深く蒼い海の影に
あなたの微笑みがあった
あの時、風が穏やかに吹き
あなたの香りが波のように打ち寄せていた
あの時、おぼろげな遠くからの一筋の光を
やっとつかみ取る様に
心もとなさが足元に
散らばっていた
僕の魂と相容れない
あなたの魂が
抜け殻のように
目の前に浮いている
強く...
あの時、深く蒼い海の影に
あなたの微笑みがあった
あの時、風が穏やかに吹き
あなたの香りが波のように打ち寄せていた
あの時、おぼろげな遠くからの一筋の光を
やっとつかみ取る様に
心もとなさが足元に
散らばっていた
僕の魂と相容れない
あなたの魂が
抜け殻のように
目の前に浮いている
強く...
今
雨音が聞こえてくる
遠い世界から迷い込んできたような
そんな響きを道連れにして
手の届かない
ほのかな灯りが遥かに見え
重圧のリズムを
生みだしながら
それは不安な心の中に
融け込んでくる
少しの痛みと
わずかな苦しみを伴って
今
雨音が聞こえてくる
明日は晴れるのだろうか
暖かな...
お題
寝る前に必ずする事・・・
なんでしょう?
コーヒーを飲むのは日課かな
眠れなくなる人もいるらしいけど
自分は大丈夫
布団に入ってしまえば
気付くと朝ですから
ニコタを開くこと・・・
寝る前にちょっぴり拝見
フレッシュな気持ちの皆さんの集まり
刺激になります
それと寝る前に寝る?
横...
私の吐き出した蒼い息が
大空に拡散する
その冷え切った気体を
誰が受け止めてくれるのだろう
やがて雲が吸い込み
雨となって地に降りそそぐのか
私の吐き出した悲しみを同化してくれるのは
いったい誰なのだろうか
空より巨大なスクリーンに
虹より大きく映し出される負の映像
それを見ながら私は嗚咽...
黄色い砂の中に私は居た
一人ぼっちで
悲しみが天に舞っていた
のたうちまわる竜のように
その影は休む間もなく
砂の上を動き回る
私は泣かない
砂が涙を吸い込んでしまうから
あなたに受け止めて欲しい
この一筋の涙を
砂の道は続いている
はるか遠くまで
それでも景色が滲んで行く
白く陽は頭上...