第七章
ガチャ…パタン。自分の部屋に戻った俺は玄関で膝を抱え、号泣していた。「なぁ、紗矢…俺はどう生きたら良い?…教えてくれよ…お前の声で…お前の言葉で…」一頻り泣いた俺は一旦落ち着こうと思い部屋の中へと入って行った...
精神的な疾患を持ってる私の気楽に気楽に生きたい願望です~!
ちょこちょこ愚痴も入りますが、嫌な思いをされる方がいたらすみません><
第七章
ガチャ…パタン。自分の部屋に戻った俺は玄関で膝を抱え、号泣していた。「なぁ、紗矢…俺はどう生きたら良い?…教えてくれよ…お前の声で…お前の言葉で…」一頻り泣いた俺は一旦落ち着こうと思い部屋の中へと入って行った...
第六章
隣人の彼は言葉を探すかの様に、少しずつ今の心境を話し始めた。「俺…恋人と6年一緒にいたんすよね…俺の中では結婚も考えてたんすよ…」…「そう…だったんですね」…「今日、葬式に行って…なんて言うんす...
第五章
夕飯を作ろうと思い始めて30分程経った頃、私は…隣人は本当に来てくれるのだろうかと、猜疑心に飲まれていた。…社交辞令的な発言だったのでは…?と決まった筈のオムライスを作れずにいた。卵を溶き始めてなんだか作る気になれなくなってしまった私だ。時計は18時...
第四章
私が翌日目を覚ましたのは6時を少し過ぎた頃だった。…2時間しか眠れなかったんだな、と思いながらも、身体を起こし洗顔する事にした。洗顔と歯磨きを済ませ、すっかり増えてしまった薬を飲み、いつも通りの朝の支度をし始める。私の仕事は8時から始まる。それまでに、簡単なメイクをし着替えを済...
第三章
「すみません…折角作って頂いたのに…」隣人の手料理を食べきる事が出来ないまま、私は自分の部屋へと戻っていた。なんだか切ない話だったな…と考えに耽りながら煙草へと手を伸ばす。…恋人を事故で失うってどんな気持ちだったんだろう…...