~争いの無い世界~*緑髪巫女の符術師Ⅵ*
- カテゴリ: 自作小説
- 2011/09/21 12:25:37
美恵「死者を操る…ですか」
塑羅「生者だけど符術で操ってるって聞いたんでね」
美恵「成程、それで死者も操れるんじゃないか、と言う事ですか」
突然何を言い出すのか、死者を操る事が出来るなんて何を考えているのかと玲は思った。
思い当たる節と言えば、やはり塑羅の兄の事だろう。
もしも符術で操...
小説をダララっと書いていきます。
オリジナル小説最終更新 2014/03/04
「メモりんちょ。」→http://www.nicotto.jp/blog/detail?user_id=371257&aid=54962344
美恵「死者を操る…ですか」
塑羅「生者だけど符術で操ってるって聞いたんでね」
美恵「成程、それで死者も操れるんじゃないか、と言う事ですか」
突然何を言い出すのか、死者を操る事が出来るなんて何を考えているのかと玲は思った。
思い当たる節と言えば、やはり塑羅の兄の事だろう。
もしも符術で操...
玲「可憐の…妹…!?」
塑羅「答えてくれない?でないと、無理矢理でも吐かせるわよ」
塑羅は腰のガンベルトから二丁拳銃を取り出す。
それからクルクルと回し。持ち直す。
その光景を見て符術師は口を開く。
??「わざわざ名前如きに拷問…ですか」
表情はピクリとも変...
翌日。
決めたように五人は午前10時に里から離れた大きな木が生えている丘へ向かう。
玲「ホントに上手く行くのかなー?」
塑羅「大丈夫よ。ほら、着いた」
五人は木の下に行くと準備を始める。
玲はいつもの様に光を集めて柄を作り、それを掴んで引っ張り出す。
出来た大剣を眺めつつも玲は問う。
玲「で、昨日言...
美浪「一昨日葵の奴に聞いたんだよ。金髪でツインテの毛の先がクルクルしてる奴」
丁寧にどういう奴か、と言うのを含めて説明する美浪。
悪気はないだろうがその言い方は明らかおかしいと思う四人だった。
美浪「実際にその符術師に会ったのは葵じゃないんだけどさ、何処だっけ…とりあえず何処かの草原で...
大ババ様「―――…以上。これで話を終わる。二時まで暫く解散とする」
午後一時五分。二人が図書室から戻ってから、約三十分も大ババ様の話があった。
長い話が終わるとずっと聞きあきてたのか、ため息をつきながら玲は机の上で伸びる。
玲「あー…大ババ様話長いよー…」
...