暗闇を照らす月が君なら
そのそばで鋭く瞬いているほしは
きっと僕だろう
不思議なくらいに自然に
そぅ思った
君はいつもあの月のように
誰かを優しく照らしているのに
僕はいつもあの星のように
君を見つめている
君は月で僕は星
君には僕の愛の光りは届かない
君があ...
✪マークはメルヘン・ファンタジー・人間模様の小話でし
暗闇を照らす月が君なら
そのそばで鋭く瞬いているほしは
きっと僕だろう
不思議なくらいに自然に
そぅ思った
君はいつもあの月のように
誰かを優しく照らしているのに
僕はいつもあの星のように
君を見つめている
君は月で僕は星
君には僕の愛の光りは届かない
君があ...
たった一本の帰り道。
夕べ、そそっかしい流星が私を呼び止めて尋ねてきた。
「道を間違えて迷っているんだょ、ここはどこ ? 」
「夢見街三丁目さ」
「ぅ~ん・・近道したのが失敗か」
流星は急いで家に帰っていった。
手には子供にあげるのか、バースディプレゼントらしき物一つ。
早く帰れるといいね、
幸い月...
早朝、落ち葉を集める竹ぼうきの音で目を覚ました。
アパートの周りには街路樹があり、
黄・赤・茶のグラデーションがますます鮮やかになりつつあります。
早くこの落ち葉を集めて、庭で焼き芋なんていいかも・・・なんて考えてた。
イモとは違うけど・・・、あのカボチャ・・・が頭をよぎりました。
そう言えば、この...
その日僕はイーグルホースのアルバムを、
思考回線から聞いてテキトーな歌詞で鼻唄を歌っていた。
曲はホテル・・・イングランド。
するとしばらくしてうららちゃんがテキトーに歌詞の部分を、
すべて削除してプリントアウトして見せてくれたのである。
しかも、上機嫌である。
「もしかして検索してくれたの ? 」...
うららちゃんは一年前に我が家に来た人型万能ロボットである、
すこぶる順調に動いている。
・・・・・・と言いたいところだが、最近不具合が出てくるようになった。
まず、最新式の無線LANに繋ごうとして接続で手間取った。
開通できたはいいが、なぜかメールの送信ができなくなってしまった。
「メールの送信がで...