今年初めて入道雲を見た。
あなたに会って、知らないことがいっぱいあることを知った。
難しいことを簡単に教えてくれるあなただった。
終わっていく感じがよくわからない。
胸の隙間を風が吹いて行くように、あの人に私の思い出を残せたらいいのに。
✪マークはメルヘン・ファンタジー・人間模様の小話でし
今年初めて入道雲を見た。
あなたに会って、知らないことがいっぱいあることを知った。
難しいことを簡単に教えてくれるあなただった。
終わっていく感じがよくわからない。
胸の隙間を風が吹いて行くように、あの人に私の思い出を残せたらいいのに。
連休なので、姪っ子がやって来た。子供に大人の話は退屈だ、一緒に遊ぶことにする。私の部屋は子供には宝箱で、目をキラキラさせて色々と聞いてくる。その中でも一番気に入ったのが、万華鏡だ。遊園地の売店や夏祭りの夜店に行くと、必ずと言っていいほど見かけた玩具だ。今も数は少なくなったけど、絶滅はしていない。あの...
私が秘密にしてること。それは誰にも内緒でなければならない。でも、何かの瞬間に不意に現れる。たから、ここに書いてしまうとばれてしまう。けど、そろそろこの秘密を話したくてしかたない。
私の額には、もうひとつ目がある。
私は鈴を鳴らすそれは私のまわりのささやかな空気をゆるがしはるか彼方のあなたに誰よりも響く
私は鈴を鳴らすその音はそれをそれとわかる人にどうしても聞こえてしまう
その音は 水色や悲しみに形を変えてあなたを夜なら中々寝させない