恋が変わるたび買いかえる日記帳何度も懲りずに恋のころもがえ
✪マークはメルヘン・ファンタジー・人間模様の小話でし
誰にでも思いがけないことが起こる黄昏時にフラフラと街を歩いているとあたりは突然薄紫に変わり目の前には見たことのない風景こわい気持ちをなくしてただ歩いて行く雑踏はかき消され木々のすれる音だけが聞こえます不思議と心地よい気持ちになり前には湖が広がります私の前にはボートがありボートの中には花畑が広がていま...
誰にでもあってみんなが見てるけど誰でもは気づかないあるんだよね素晴らしいものが
私は今でもめまいの中で生きている
薄桃色の花弁が散りゆくメリーゴーランドわたしの目頭を泣かせる花粉が景色を遮る涼しい風も気持ちいいわたしのためあなたのため頬を染めるほどの恥じらいは遠い昔を思い出す胸に優しき春の風夕暮れ 川辺で たもとから秘密の未来を さし しめすその よるべなき 真実の 力を決して笑うまい
花を摘む頃に、あの人を見よう。良いお天気で、歌をうたい小川をとびこえて。
黄色いのを少し。薄桃色をもう少し。それから、青い青いのを。
花を摘む頃は、空っぽのこころ。
落ち着かないのは夕暮れにだけ。