Nicotto Town


うみきょんの どこにもあってここにいない


日々のはざまについて、
地上でみた夢の記憶、
地中で見られた眠りのすきま、
絵画や小説、想像世界、花たちなどについて
静かに渡りを記述しています。

古楽の夕べ

ある日のことです。
そらさんが吟遊詩人と化して、すてきに
歩いておられました。
手には古い楽器をもって。
マンドリンかしら?
どこで手に入れられたのかしら?
と何気にききましたら!
なんと、プレゼントとして、頂いてしまいました!!!
ありがとうございました。
そ、そんなつもりでは…。
...

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総じておだやかな秋に出合った

今日出合ったモノ(のうち、秋っぽいもの)。
道端に転がるドングリ、
落ち葉を掃く人たち。
塀から、静かな滝のようにしだれて咲く萩の花。
大きな松ぼっくりがなっている、大きな松の木。
突然むせんばかりの金木犀の香り、
と思ったらようやく金木犀の本体に出くわした。
まだ香りにしか会っていなかったから。
...

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ディートリッヒ、アンゲロプロス、首飾り事件…

実は中学生位の時から、かなり映画好きでした。
亡くなった父親が、古い映画が好きだったこともあって。
その影響もあると思う。
父親と、中学の時から、二人暮らしになって
(つまり両親が離婚したのです)、
二人分の食費その他生活費等として、
一日千円もらってた。その分から少しずつ貯めて
たまると名画座的な...

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どうしたって、秋らしい晴れの一日

今日の昼間は少し汗ばむ位。
穏やかな陽射し。
五月位の陽気、気温だなと、
今日を初夏だと思おうとしてみる。
けれども、どうしても駄目。
春と変わらず鳴くヒヨドリの声を、
秋を切り裂くような音だと感じるみたいに? 
雲のかたちが初夏と違うから、
あちこちで、落ち葉を見るようになったから?
すっかり花が...

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幽霊がたくさん(白い彼岸花)

ときおり雨のふる曇り空。
お寺の境内に白い彼岸花が数十本列をなして咲いている。
もう花も終わり。花弁がしおれ、垂れ下がっているのが白い骨のよう、
あるいは、赤い彼岸花(幽霊花の別名もある)よりも
こちらのほうが幽霊のようだと思う。
手をだらんと下げて、幽霊が沢山、整列している。

けれども、彼岸花の...

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