Nicotto Town


うみきょんの どこにもあってここにいない


日々のはざまについて、
地上でみた夢の記憶、
地中で見られた眠りのすきま、
絵画や小説、想像世界、花たちなどについて
静かに渡りを記述しています。

春嵐

今日は春嵐。
ひょうまじりの風のつよさにおどろく。
桜は、かつて桜であった…という印象にまで
花びらを落としていた。
葉桜になるまえにむりやり風雨で花がおちてしまったので
どこか違和感がある。
だんだん葉がでてきて、桜の花は桜の木になる、
そんなふうにおもっていたこと、たちきられてしま...

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アンティーク・ビスクドール

きょうの雨で、桜はちってしまうだろう…。
かれらのおわりをみるのがしのびなく、
きょうは桜たちにあいにゆかなかった。
おわりをみとどけなくてはならないのかもしれないけれど。

ここの服屋で、ボンネットハットが売られているのに気付いた。
2月限定なので、もうすぐ販売終了。
ゴシックとかロ...

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ねがわくば花のしたにて…

今日は晴れた。
晴れるとなんだかやはりこころがあかるくなる。
春はとくに。
春らしさがもっともっとかんじられるから。
このあたたかいひざしをまっていたのだとおもう。
桜がだいぶちっている。
頭上は葉桜ではあるけれど、まだ桜。
真ん中は散っている花びら。
そして足元には降り積もったような桜の花びらのじ...

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同人誌からのおさそい。

きのう、ある同人誌を主宰されているMさんから
とつぜん電話が。
詩誌に参加してほしいとのこと。
めちゃくちゃうれしかった。
すきな詩誌だったから。
ここ、どうやったら参加できるのかなと
奥付のほうとか、さがしてみたこともある。

こちらから、詩誌を最近送っていたのだけれど、
おそらくそちらにのせてい...

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梅という非日常

 そう、外をまわる仕事をするようになって、それまでよりも季節が感じられるようになった、と前回書いた。それまでよりも、季節が前倒しに感じられるようになったというか。わたしのなかで春というのは、ながらく三月のことだった。啓蟄をすぎたあたりだ。だが、そうではなかった。立春すぎぐらいから、春たちは、そこここ...

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