場に咲く花を言葉が縁だ─『異界を旅する能』他2
- カテゴリ: アート/デザイン
- 2013/05/26 09:33:25
本題…。だったのだろうか。実はすこし前にいった「かわいい江戸絵画展」、府中市美術館のミュージアム・ショップで『異界を旅する能』(安田登、ちくま文庫)を見つけた。「異界」という言葉にまず惹かれた。ちょうど展覧会という異界から出てきたばかりだったし、そこでこうした題名に出会うということは...
日々のはざまについて、
地上でみた夢の記憶、
地中で見られた眠りのすきま、
絵画や小説、想像世界、花たちなどについて
静かに渡りを記述しています。
本題…。だったのだろうか。実はすこし前にいった「かわいい江戸絵画展」、府中市美術館のミュージアム・ショップで『異界を旅する能』(安田登、ちくま文庫)を見つけた。「異界」という言葉にまず惹かれた。ちょうど展覧会という異界から出てきたばかりだったし、そこでこうした題名に出会うということは...
この頃、日本的なもののほうへ気持ちが傾いている。理由はいくつかあるかもしれないが、ぱっと思いつくのは北斎だ。北斎によって、浮世絵のよさを知った。触れられることができた。それまではどうも浮世絵は苦手だった。いいと思えなかったのだ。もっとも今も、浮世絵に関しては北斎以外のものにはあまり触手がうごかな...
尊敬する人物で、まっさきに連想するのが
土方歳三。
ぶれない生き方に、小学生のころから憧れている。
今なら葛飾北斎だろうか。
有名な冨嶽36景は、70歳をすぎてからの作品だ。
今でもかなり高齢だが、当時は今の8掛けの年齢だから
今の年齢でいうと、95歳をすぎてからの作品ということになる。
...
むかしは、『おくのほそ道』
よさがわからなかったんだけど、
いいなあ。
ことばが重層的だ。
たたまれ、たたまれ、ひろげると、
世界が、古と、歌と、現在(彼、芭蕉のだ)を、緻密にむすびつけて
そこにあるのが、感じられる。
彼の旅は、決して、生半可な気持ちで行われたものではない。
それは境界をめぐる旅で...
小さい頃、父親がテレビ関係の仕事をしていたからか
何本かCMにでたことがある。
今は、おそらく、子役とかで、そういった枠が埋まってるから
素人が出ることって、ないんだろうけれど
当時は、もっと、いい加減だった。
ちょうどいい年齢の子が、だれそれさんのうちにいるから、
使っちゃおう、みたいな。
ひと...
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