最終章
瑠偉との不思議な生活は少しづつだが増えて来る様になっていた。毎週、「水曜日」にだけ帰って来るだけだった関係だが、今では「水曜日と金曜日」になっていた。彼との生活は私にとっては「幸せ」だと思わせてくれる生活だった。今日は金曜日、いつもの時間に家のチャイムが鳴り、彼が家へと「ただいま」と帰って来...
精神的な疾患を持ってる私の気楽に気楽に生きたい願望です~!
ちょこちょこ愚痴も入りますが、嫌な思いをされる方がいたらすみません><
最終章
瑠偉との不思議な生活は少しづつだが増えて来る様になっていた。毎週、「水曜日」にだけ帰って来るだけだった関係だが、今では「水曜日と金曜日」になっていた。彼との生活は私にとっては「幸せ」だと思わせてくれる生活だった。今日は金曜日、いつもの時間に家のチャイムが鳴り、彼が家へと「ただいま」と帰って来...
第十一章
彼からのキスを拒まなかった私が「都合のいい女」になるのは当たり前の事なのかもしれない。それから3年程だろうか、身体の関係を続けてしまっていた。会う日は決まって水曜日だった。そんな堕ちぶれてしまった日々の中で主人が倒れてしまったのである。それから、主人の世話に私は忙しくなり、彼とも連絡がす...
第十章
普段通りの生活の中で、彼が私を抱き締めてくれた香水や優しく触れた心地よさは忘れられなかった。2日経ったお昼頃にようやく彼からの連絡が入っていた。「ごめん、少し忙しくて」そんな事を言っていた。人にはそれぞれ時間配分があるし、予定もあるだろうし「大丈夫だよ」そう答える事にした。彼と会うまでの3週...
第九章
3週間後の水曜日にまた会う約束をして、私は彼の部屋を後にした。帰り道の途中、喫煙所を見つけ私は煙草を吸おうと思い、立ち寄る事にした。正直な所、「嬉しかった」それが何よりも私の本音だった。私がふと思った身体を求められる事が無かったことが「嬉しかった」のである。喫煙所に人は誰一人もいなく、私一...
第八章
彼と向き合って話をしていた数時間は楽しかった。そしてそれと同時に悲しくもあったのだ。元カノさんの話やら、彼の抱えているストレスを沢山話してくれた。やはり、現状に生き辛さを感じている様だったが、彼が常に笑顔でいる事に悲しみを感じずにはいられない私がいた。「瑠偉は辛い事が多いのかもしれないね」そ...