小学生の頃、祖母の家に行く楽しみとして。
家の斜め前にある玩具店を覗くことだった。
店先には細々とした玩具たちが所狭しと売られていた。
当時の小学生は電話代程度の小銭しか持たされていなかったため、
売っている品がどんなに安くてもその場で買うことはなかった。
祖母などはいったん家に帰ってから、
小遣い...
✪マークはメルヘン・ファンタジー・人間模様の小話でし
小学生の頃、祖母の家に行く楽しみとして。
家の斜め前にある玩具店を覗くことだった。
店先には細々とした玩具たちが所狭しと売られていた。
当時の小学生は電話代程度の小銭しか持たされていなかったため、
売っている品がどんなに安くてもその場で買うことはなかった。
祖母などはいったん家に帰ってから、
小遣い...
思いこみの、はげしい人って、
こわい。
思いこんだことが、
ほんとうだと思ってる。
ほんとうだと思って、行動する。
思いこまれた方は、
おどろき、
わななくが、手出しできない。
思い込みがひとり歩き、
元気よく、
出てったきり、
帰ってこない。
いつか雨にうたれて、
泣いてなければいいけど。
ものにはどうして名前がついているのだろうか? 、
他と違うようについていると便利だから、だそうな。
「あの人はなんていう人?」と聞かれたら、
「大きな木の下に住んでいる家の人さ」と、
お伽話のような答え方をしていられなくなったときから、
人間には名前が必要だったそうな。
モチロン人間だけでなく物にも...
好きな人から好かれる、
というのは、
もう私たちの手の及ばぬところの問題じゃないかと思う。
好きになった理由は、
その人がきれいだとか、
その人がかわいいとか、
その人がかっこいいとか、
その人がやさしいとか、
その人があたまいいとか、
そんなものじゃないから、
けっして、
言葉で人に説明できないよ...
円の中心から、
円をまたがないで、
外に出られるかな? 。
どうして出なければならないのか、
誰がその円を描いたのか、
外に出ることを誰が認めてくれるのか、
という問いに答えられる者は、
出られるだろう。