夏にぴったりかどうかはわからないけれど、
梨木香歩の何冊か、このごろ、きにいって読んでいた。
何冊か、だ。
中間小説みたいなのもあるので…。
『家守綺譚』『植物園の巣穴』
この二冊が幻想小説として、心をひらかせてくれた。
このところ、図書館…というか、うちのすぐ近くに
...
日々のはざまについて、
地上でみた夢の記憶、
地中で見られた眠りのすきま、
絵画や小説、想像世界、花たちなどについて
静かに渡りを記述しています。
夏にぴったりかどうかはわからないけれど、
梨木香歩の何冊か、このごろ、きにいって読んでいた。
何冊か、だ。
中間小説みたいなのもあるので…。
『家守綺譚』『植物園の巣穴』
この二冊が幻想小説として、心をひらかせてくれた。
このところ、図書館…というか、うちのすぐ近くに
...
マレーネ・ディートリッヒ。
いちばんすき。
中学生の頃から。
ともかく美しい。
生き方もすきだ。
ジョゼフ・フォン・スタンバーグ監督との1930年代の映画が
圧倒的にきれいだけれど。
50代、70代のころのも、ちょっと信じられないぐらい。
とくに、最後の映画出演『ハンガー』でのちょい役は、
19...
縁者に赤ちゃんが生まれた。
抱かせてもらう。
赤ちゃんを抱いたのははじめて。
わたしは理由があって、そうしたことと無縁にいきてきたから
今になって抱くとは思わなかった。
母になるということは、あらためて、すごいことだなと思う。
だからこそ、それを選ばなかったのだけれど。
わたしは、そうしたことを選...
おひさまがでていたり。
きせつごと、花がさいたり。
この時分だと、もじずりの花。
うちの三階のベランダの鉢植えに…
いったい、どこから種がやってきたのか。
うえたおぼえがないのに、毎年
花をさかせてくれる。
マンションの下の芝生に生えているけれど
まさか、ここからとんできたのかなあ。
...
幸せを感じる…
それは、やはり。
ことばが出てきたとき。
あるいは、同じことかもしれないけれど
ひとつの作品が、できあがったとき。
創作するものとして、それは絶対的な幸せだ。
ことばがふっと、おりてきたとき
そのことばたちが、いちおうの整列をもって、
作品として、そこにならんでくれ...
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