庭のアジサイの葉を、
子供のカタツムリが散歩中。
✪マークはメルヘン・ファンタジー・人間模様の小話でし
草一と二人、
夕暮れのせまる高架下の路地を歩いていた。
まぶしすぎるほどの照明が、祭りの夜店だ。
市場の露店のような、どこか懐かしい雰囲気をかもし出す。
暮れなずんだ街路ではひっきりなしに車が行き交い、
クラクションが鳴りタイヤの滑る音は驟雨のように聞こえ、
途絶えることがなかった。
舗道は迫り出し...
光酒とも呼ばれる光り輝く酒。
特にコップや杯に注がれた際、
この酒は火柱が立つごとく光を発する。
ただし、
いったん光を放出してしまうと、
あとはごくごく平凡な酒となってしまうため、
この酒の真価を味わうには、
サングラスを着用し、
火柱を恐れずに一気に飲むのがコツである。
期待って何だろう、
私は期待に応えられないょ、
たぶん。
人に期待するって、
間違ったことだと思うな、
人のことより自分のことを考えよう。
いつもドアは開いているってわけじゃない、
行先だってあやふや、
思いもよらぬ場所へ出ることもある。
余裕がないと優しくなれない、
優しさっていうのは、
余裕なん...
久々に訪れた叔母の家。
日帰りで帰る予定だったのに、
体調を崩してしまい長居をすることに。
三日ぐらいで何とかある程度まで戻り、
それでも暑さのせいかいまいちで。
そのままゆっくりしてました。
そう言えば一度、整理をしなくちゃと思ってた蔵の中。
子供の頃は怖くて中々入れなかった蔵の中、
ほとんどが祖...