初夢の続きは (6)
- カテゴリ: 学校
- 2013/01/13 22:48:54
歩いていた
鬱蒼と木々が生い茂る森の中を
光と影が織り成す迷路のような道を
どれだけ歩いたのだろう
頬を撫でる風は、やがて水気を孕み
気付くと小さな水辺へと辿り着いていた
周りは、霧が立ち込めていて良く見えなかった
じっと目を凝らして向こう岸を見ようとしていると
霧は徐々に晴れ、一人の女性の姿が浮か...
歩いていた
鬱蒼と木々が生い茂る森の中を
光と影が織り成す迷路のような道を
どれだけ歩いたのだろう
頬を撫でる風は、やがて水気を孕み
気付くと小さな水辺へと辿り着いていた
周りは、霧が立ち込めていて良く見えなかった
じっと目を凝らして向こう岸を見ようとしていると
霧は徐々に晴れ、一人の女性の姿が浮か...
人は、それぞれの想いを抱いて誰かを見つめている。
その瞳の先に愛しい者を捉える者。
その瞳に己が未来を映す者。
その瞳の奥に憎悪の炎を宿す者。
それぞれが、それぞれの事情を抱いて未来を見つめている。
その者の瞳に映る世界は……。
『初夢の続きは』 scene5 『...
石段に座り、ただ無心に空を見上げていた
ゆったりした雲の行方に、どこまでも続く空の青に
見入っていた
いつまでも、いつまでも
そうしていた
気が付くと
隣にだれか居る事に気付いた
隣でサラサラと髪が風になびく音がした
誰かが隣で
一緒に空を眺めてくれていた
けれどもお互い無言
言葉を交わす事も無く...
偶然を司るもの、それは神か? 確率か?
その問いに答えられる者は居ない。
どちらにしても人は導かれるように
数多の出会いを偶然と繰り返す
次に巡り会う人物とはどんな関係となるのだろうか?
友人? それとも恋人? あるいは敵?
幸せな出会い? 不幸な出会い?
出会うことに意味があるのではなく
出会...
屈強な男は熱っぽく語った
運は自らの手で掴み取るものだと……
妖艶な女は瞳を潤ませ言った
運はその身に引き寄せるものだと……
老婆はしゃがれた声で不敵に笑った
運は他者から掠め取るものだと……
ならば幸運の在処は...