船を弄ばれる為に大時化の海に旅立ち。
現在、大陸のどのあたりかもわからない砂浜で、次の目的地を決めかねている一行。
「船長さんはここがどのあたりか判りますか」
漸く気絶から開放されたらしい船長…多分、待つことに飽きたリルドあたりがたたき起こしたと思われる…に、現状を軽く報告して尋ねる。
近場...
船を弄ばれる為に大時化の海に旅立ち。
現在、大陸のどのあたりかもわからない砂浜で、次の目的地を決めかねている一行。
「船長さんはここがどのあたりか判りますか」
漸く気絶から開放されたらしい船長…多分、待つことに飽きたリルドあたりがたたき起こしたと思われる…に、現状を軽く報告して尋ねる。
近場...
平凡です。
どんよりとした空は、泣き出すこともある。
波が高い海は、恐ろしく凶暴だった。
こんな天気で出航するのは、単なる馬鹿としか言いようが無い。
「…で、何故こんな日に普通に出航しているかな。自分の運を全て使い切ったって嵐を回避する事なんか出来ないな…それとも、ハイリスクな自分探しの賭けなんだろうか」...
途中で疲れました><
定期船の不定期は結構深刻らしく、予定よりも一週間遅れて到着していた。
しかし、その定期船だって必死に抜けてきたらしい。
戦場とは言わないまでも、活性化したモンスターは海にまで現れて暴れている。
「んで、護衛兼お客な訳か…格安ツアーってのは」
田舎町の一町民が、大陸にいけるほどのお金を持ってい...