悪友の家からの帰り道。細い道の両側に水路が続いていて、家の明かりがぽっぼっ見え、不思議にいい気持になった。また、その道を走っていると。反射のせいで、空中を走っているような気分になった。
✪マークはメルヘン・ファンタジー・人間模様の小話でし
悪友の家からの帰り道。細い道の両側に水路が続いていて、家の明かりがぽっぼっ見え、不思議にいい気持になった。また、その道を走っていると。反射のせいで、空中を走っているような気分になった。
暇なので家でぐだぐたしてると、悪友に誘われ一緒に実家に雑煮を食いに行くことに。さすがにそいつの実家には行ったことはない。家はぐるっと垣根に囲まれて星形の白い花が咲いている、その垣根の中を舗道のように御影石の小路がめぐっている。途中には柳の木の枝がさわさわと囁いている、その樹の長く伸びた枝の下には古い...
世の中には、
いろんな楽しいものが人それぞれにある。
わたしにとって楽しいことの一つは、
本を読み自分勝手にものを書くこと。
人の気持ちを揺り動かすものと同時に私の気持ちも一緒に、
揺り動かしてくれる何かを発見すること。
今年も新しい何かを見つけていければ最高です。
新年あけまして
おめでとう...
通りすがりの人の数も少ないようだ、今年ももうすぐ終わり。今年はちょっとした事件があった年で、忘れられない年になりました。来年はいい年にならないまでも、普通の年であってほしい。
昔あるところに魔法使いに、ワニにされてしまった王がいました。ナイルのほとりに、王は一人で住んでいました。一人はとても寂しくて悲しくて、いつも瞳には涙があふれていました。とある商人がその涙を小瓶に入れて売り出したところ、みるみるうちに大評判になり手に入らなくなりました。貴重品の涙のリキュールの効能はい...