さようなら。までの・・・
- カテゴリ: 小説/詩
- 2012/12/08 23:58:35
いつかくる、別れ。
それはとてもさびしくて、とても悲しい。
君との別れも、きっと。
いや、必ず来るのだろう。
それはさびしいのだろうのか?
それとも悲しいのだろうか?
君に聞こうかと思うが、やめておこう。
これからの先にとっておこう。
だって君が、変な顔で見てくるから。
だから、&ld...
いつかくる、別れ。
それはとてもさびしくて、とても悲しい。
君との別れも、きっと。
いや、必ず来るのだろう。
それはさびしいのだろうのか?
それとも悲しいのだろうか?
君に聞こうかと思うが、やめておこう。
これからの先にとっておこう。
だって君が、変な顔で見てくるから。
だから、&ld...
真っ赤なお鼻キラキラ輝くことで。
綺羅(きら)くんです。
これから頑張ります。
がりっ。
「・・・・・・まだこない」
儀式のよう規則ただしく木の板に並んだ傷。
その傷はすでに五十以上ある。
そしてそれを意味するのは、会えない想い人との日数。
前の来訪からずっとつけ続けている、いわば日記代わり。
自分はこの国の要、片や国の重鎮。
どちらがまだ動きやすいかは考えれば明白ともいえる。...
夢に見るのは 赤い雨
響く雨音 ざわめく声
横たわる肢体 纏う朱
痛む腕 詰まった声
白い顔を笑顔で固め
目を閉じているあなた
声が出ずに 叫んで泣いた
あなたの夢を見るたびに
あんときの傷が血を流す
暗いものしか書けない自分が憎い。
好きだった 誰よりも
一目見たときから
僕はあなたが好きだから
誰にも見せないように
誰も見ないように
僕だけを見てくれるように
僕はあなたを閉じ込めた。
暗いな・・・・・。
世にいうヤンデレ的ななんか。