レイ・ブラッドベリ 著
『火星年代記』を読みました。
SFものは難解という先入観のために
ほとんど読むことがなかったのだけれど
これは理系音痴の私でも
おもしろく読める小説でした。
人類が移住するために押しよせた
2030年代以降の火星を
年代ごとにオムニバス形式で描いた話で。
物理の専門用語...
主に読書とか映画とかの感想です。
レイ・ブラッドベリ 著
『火星年代記』を読みました。
SFものは難解という先入観のために
ほとんど読むことがなかったのだけれど
これは理系音痴の私でも
おもしろく読める小説でした。
人類が移住するために押しよせた
2030年代以降の火星を
年代ごとにオムニバス形式で描いた話で。
物理の専門用語...
安部公房 著
『箱男』を読みました。
この読後感
以前映画『マルホランド・ドライブ』を見終わったときと
同じような感覚。
着地点を見つけられず
いざ感想を記そうとして
PCの前で
なかば途方にくれているのです。
頭から脛の辺りまでを覆う
ダンボール箱をかぶった男性が
街を徘徊中に空気銃で撃たれ
...
米原万里 著
『オリガ・モリソヴナの反語法』を読みました。
『存在の耐えられない軽さ』を読んで以来
旧共産圏を舞台にした物語を
ときどき読むのだけれど
この小説も
当時のソ連と東側諸国のありさまを
まざまざと感じさせるものでした。
子どものとき
プラハのソビエト学校に通っていた日本人女性が
かつ...
映画館へ
『志乃ちゃんは自分の名前が言えない』を観に行きました。
あらすじにざっと目をとおして
映画『リンダ リンダ リンダ』のような内容を
想像したのだけれど
よりシリアスで
よりビターな青春劇でした。
内気で吃音症の女子高生が
音楽好きで音痴の同級生とバンドを組み
文化祭のステージに向けて
...
映画館へ
『バトル・オブ・ザ・セクシーズ』を観に行きました。
お色気美女戦士達が
ゾンビとかエイリアンとかを成敗
上映予定プログラムで
はじめて題名を目にしたときに
そのような内容を想像したのだけれど
まったく違いました。
女子テニスの現役世界チャンピオンが
獲得賞金額の男女格差への不満を理由に...