節分シーズンになると聞ける話
鬼を名乗りてシリーズ第二回は、坂東太郎こと鬼義重 佐竹義重です。
佐竹氏は、関東、常陸の国の戦国武将です。
北は伊達、南は北条に挟まれた危険地帯でありながら
双方の進軍を何度も退けた名将。
そんな彼も昔は鬼なんて呼ばれてませんでした。
幼い頃は聡明で、十歳頃には父に...
節分シーズンになると聞ける話
鬼を名乗りてシリーズ第二回は、坂東太郎こと鬼義重 佐竹義重です。
佐竹氏は、関東、常陸の国の戦国武将です。
北は伊達、南は北条に挟まれた危険地帯でありながら
双方の進軍を何度も退けた名将。
そんな彼も昔は鬼なんて呼ばれてませんでした。
幼い頃は聡明で、十歳頃には父に...
とうとう16まで来ましたね!
追憶編もクライマックスを迎え
ゴールへ一直線だ!
とはいえ、続きは1文字たりとも書けてません。
まあがんばるよ!
ということで!
ここまででわからないところ
意味ぷ~だよ これ!
ってとこありましたら遠慮なくどうぞ。
UPしたあとも手直ししたりしてますので
2回目...
記憶は仕舞われた
閉ざされたこの記憶を、
いとおしむように抱いていた
黙って繋いでくれた指先から
伝わるもの
求めていた何かより
与えられた何かを
忘却と融合そして再生へ…。
流れる時間に追いかけられても
この願いだけは消えないように…
『初夢の続きは』 sce...
夏草の間を縫うように風が渡った
風は二人を追い越し川辺へと吹き抜けてゆく
そういえば、四葉のクローバー探したんだな
見上げた、夕焼けの空
オレンジに染まった空…。
それは郷愁に誘う色
求めていた幸運
忘れていた気持ち
淀んだ水が、澄んだ透明に変わるように
心が徐々に透きとおってゆく
そ...
何を見ていたのだろう?
別れが来る前に……。
今までどんなに思い出そうとしても
ただ黒いだけだった瞼の裏の感光紙
記憶の糸を手繰る都度
漆黒のキャンバスは次第に色を取り戻してゆく
目の前の風景は急に色味を帯び
吹き抜ける風は懐かしい匂いがした
閉ざされた記憶を確かめるよう...
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