太宰治 著
『女生徒』を読みました。
本書の存在は前々から知っていたのだけれど
題名を目にすると
背徳的なイメージとか
ドラマ『高校教師』のようなイメージとかを
勝手に思い浮かべてしまって
今まで読むのを避けてきたのだけれど
とんだお門違いであったことを
思い知ったのでした。
女性の独白体で
女性自...
主に読書とか映画とかの感想です。
太宰治 著
『女生徒』を読みました。
本書の存在は前々から知っていたのだけれど
題名を目にすると
背徳的なイメージとか
ドラマ『高校教師』のようなイメージとかを
勝手に思い浮かべてしまって
今まで読むのを避けてきたのだけれど
とんだお門違いであったことを
思い知ったのでした。
女性の独白体で
女性自...
ミシェル・ウエルベック 著
『服従』を読みました。
少し硬めの内容の物語が読みたくなり
いくつかの海外文学の批評サイトで
おすすめ本として掲載されていたので
読みはじめたのだけれど
「少し背伸びしすぎたかなぁ・・」と
少し後悔したのでした。
フランスの大統領選挙で
イスラム穏健派の候補が当選し
それ...
映画館へ
『バジュランギおじさんと、小さな迷子』を観に行きました。
インド映画ということで
ミュージカル調の作品を
想像していたのだけれど
想像していたとおりの
陽気なエンタメ作品でした。
喋ることができないパキスタン人の少女が
インドで母親とはぐれ迷子となり
インド人の青年が少女を保護し
パキ...
映画館へ
『デイアンドナイト』を観に行きました。
ネットでの前評判がなかなかよく
興味をそそられ出かけたのだけれど
内容がなかなか重く
咀嚼するのに時間がかかりました。
父親の自死を機に
故郷へ戻った青年が
父親の死の真相を探る中で
児童養護施設のオーナーと知りあい
施設の調理師として働く傍ら
...
恩田陸 著
『光の帝国 常野物語』を読みました。
前々から
『蜜蜂と遠雷』を読みたいと思っているのだけれど
いまだ文庫化はされておらず
「小説は文庫本しか買わない!」と
なんとなくポリシーを掲げている
なんとなく文庫本コレクターの私としては
単行本を買うことは我慢しつつも
なにか代わりの恩田作品の...