ちょっと夢中になって見ていて、そんな自分に、はっと気が付いた
自由に書いてね
自由に書いてね^^
最近、制服のない誰かと並んで歩くことが増えた朝のホーム、笑い声が風に混ざる自由って、案外静かだでも、よく通る午後の光が床に線を描いて誰かの靴音が遠くで消える視線の端に、見覚えのある横顔片耳のイヤホン少し伸びた髪制服じゃないでも、あの子だった
一年前「早いね」と笑った声が密室の沈黙に、ふとよみがえる声...
「都立の子だって」「制服、ないんだって」「なんか、空気が変わる気がする」「ちょっとだけ、世界が揺れるよね」
その子が歩いてくるたび僕らの“当たり前”が少しずつほどけていく制服のない秋自由のかたちが風に揺れていたそして——駅のホームどこでも、世界は少しず...