回転木馬には色々な思い出がある。このブログにも何度か登場しているが、再び登場なり。
とある国の女王は、無類の回転木馬好きで有名だった。自分の国にもどうしても欲しくて、他の国からの客人をもてなすという口実で作ることにした。その出来は実に華やかで活き活きとして街は栄え、女王の愛してやまぬ回転木馬は客人を...
✪マークはメルヘン・ファンタジー・人間模様の小話でし
回転木馬には色々な思い出がある。このブログにも何度か登場しているが、再び登場なり。
とある国の女王は、無類の回転木馬好きで有名だった。自分の国にもどうしても欲しくて、他の国からの客人をもてなすという口実で作ることにした。その出来は実に華やかで活き活きとして街は栄え、女王の愛してやまぬ回転木馬は客人を...
上着を持ってお出かけ、日射しはあるけど気温は昨日ほどではない。昨日が異常な気温だっただけに、今日は風が冷たい。これが本来の四月の風なのだろうけど、マフラーを首にかるくまいて。ウールの香りが、ふわりとした。最初は書店へ、坂の途中の小さなお店。お気に入りの機関誌を購入、お店を出たとたん風がふいた。やはり...
時間軸にそった話は、たまに違う。思い出の中にも、楽しかったことはたくさんある。つまらないことだけれど、本人にしてみれば楽しい。
まだ私はベッドの中だった。ちいさい頃の夢を見ていた気がする、呼び鈴で目が覚めた。扉を開けると悪友が金魚を持って立っていた、「ほら部屋の中、殺風景じゃん・・ほれ」と。最近は色々なものを持って遊びに来てくれるのはうれしいが、生き物とかはあまり持ち込まないでほしいってのが本音である。何でも生きているもの育...